新潟県柏崎市(旧・西山町)の山深い霧に包まれた奥地。だが、一部の者においてただの廃墟ではなく心霊スポットとして知られていた。今回は、ホテルいずみ(跡地)のウワサの心霊話を紹介する。
ホテルいずみ(跡地)とは?
山深い霧に包まれた新潟県柏崎市(旧・西山町)の奥に、かつて存在したホテルいずみ。
その特別な一室は、スペシャルピンクルームとして知られていた。
1980年から1985年にかけて開業し、1階にはガレージ、2階には客室が配置された2棟の建物から成り立っていた。
1993年から2000年までの間は電話帳に記載されており、その後は廃墟としての言及が見られるようになった。
敷地内には草木が繁茂していたらしい。
しかし、少なくとも2019年までは建物が残り、作業場として利用されていたという話がある。
だが、2023年頃までにほぼ解体され、その存在は過去のものとなった。
今やスペシャルピンクルームの幻は、ただ霧に包まれた山間に漂うだけである。
ホテルいずみ(跡地)の心霊現象
ホテルいずみの心霊現象は、
- 霊の気配がする
である。山深い霧に包まれた山道の奥に、ひっそりと佇むのは、ホテルいずみ。
周囲には何もなく、ただ静寂が支配する。この場所に建つホテルは、まるで山の闇に取り込まれたように見え、その姿は忘れ去られた廃墟のようだ。
建物の窓からは不気味な光が漏れ、その影は不気味な輪郭を描く。
荒廃した外観はまるで幽霊の住処のようであり、立地条件の悪さからか、客足はまばらで、ついには経営が破綻したという噂もある。
しかし、このホテルが立つ場所は不気味な地蔵トンネルの近くであり、そのトンネルでは何度も事故が起きていると云われている。
霧が濃くなる夜には、トンネルから不気味な声が聞こえるという。
さらに、峠道を歩く者たちは乳母車を押す老婆の霊を目撃しており、その姿は血に塗れたままであるという。彼女の目は闇を貫き、その笑みは死の予兆とさえ感じられる。
これらの出来事から、ホテルいずみはただの廃墟ではなく、闇に取り込まれた恐ろしい場所であり、何か不可解なものが潜んでいるかもしれないという恐怖が広がる。
ある者は、周囲から霊の気配を感じることが少なからずあるらしい。
ホテルいずみ(跡地)の場所・アクセス・地図
ホテルいずみ(跡地)の住所 | 日本、〒949-4134 新潟県柏崎市西山町二田1163 |
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交通アクセス | 新潟市から北陸自動車道 経由で1時間1分 |
最寄りのバス停 | 西山(徒歩48分)県道23号 経由 |
最寄り駅 | 礼拝駅(徒歩57分)県道393号 と 県道23号 経由 |
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