新潟県田上町に佇む廃ホテル、ホテルパレード。その青い屋根が今も記憶に残る建物は、かつて愛の営みが交わされた場所だった。しかし、閉鎖された今でも、窓に映る女性の霊が立ち入りを阻むという。今回は、ホテルパレードのウワサの心霊話を紹介する。
ホテルパレードとは?
新潟県南蒲原郡田上町に位置するホテル・パレードは、かつて青い屋根が特徴の2階建てのラブホテルだった。
開業は昭和50年(1975年)から昭和63年(1988年)までで、1階がガレージ、2階が客室という構造を持っていた。
しかし、平成14年(2002年)頃には閉鎖され、その後は放置されていた。
平成30年(2018年)には敷地内には雑草が生い茂り、その荒廃が目につくようになった。
そして、平成31年(2019年)5月現在、ホテル・パレードは解体作業が進められている。
かつての青い屋根の建物は、今や過去の栄光に幕を閉じようとしている。
現在は、解体され現存していないようだ。
ホテルパレードの心霊現象
ホテルパレードの心霊現象は、
- 窓に女性の霊が現れる
である。新潟県田上町にそびえる、かつて愛の営みが交わされた廃墟。
ホテルパレード――その名は今や呪われた地として一部では知られる。
心霊スポットとして語り継がれるその場所に、勇気を持って立ち入る者はいない。
なぜなら、この廃墟は死者の魂がうごめくとされ、誰もが恐怖に打ち震えるのだ。
幾多の噂が飛び交う中、一つだけ確かなことがある。
その廃墟の窓に、女性の霊が映し出されるというのだ。誰がそこに立ち尽くしているのか、その正体は知れない。
しかし、その存在は確かにそこにあるとされ、立ち入り禁止となっている今でも、その窓に魂が宿ると信じる者は少なくない。
ホテルパレードは、売り物件として現在も管理されているが、その暗い歴史と不気味な雰囲気が立ち入りを阻む。
一部では、自殺した女性の霊が窓辺に現れ、見る者を恐怖に陥れると囁かれている。
この廃墟は、ただの建物ではなく、死者の声がこだまする冷えた地獄の門なのかもしれない。
ただし、実際には曰くはないとされている。だとすれば、窓に現れた女性の霊は何者なのだろうか。
廃ホテルの恐怖 霊の影
友人たちと一緒に、廃ホテルでの肝試しに参加した私たち。
その夜は、まるで別世界に迷い込んだかのような不気味な体験が待っていた。
廃ホテルの扉を開けると、古びた建物の中には静寂が広がっていた。
部屋の中を探索する中で、友人たちは不思議な現象に遭遇した。
私には何も感じられなかったが、友人の一人が家に帰り、部屋に入った瞬間、奇妙な出来事が起こった。
彼の部屋は線香の香りに包まれ、新しく変えたばかりの電球が不気味にチカチカと点滅していたという。
そして、私たちが廃ホテルで撮影した写真には、驚くべきものが写り込んでいた。
窓ガラスには、はっきりとした女性の影が映し出されていたのだ。
それはまるで、過去に何かを背負ったままこの世に未練を残したかのような、悲痛な表情を浮かべていた。
私たちは霊感のある友人に相談することにした。
彼は写真を見て、言葉を失うような表情を浮かべた。そして、その女性の霊がホテルで自ら命を絶ったと告げたのだ。
彼は写真を消し、祓いを行うように勧めたのである。
ホテルパレードの場所・アクセス・地図
ホテルパレードの住所 | 〒959-1502 新潟県南蒲原郡田上町田上 |
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交通アクセス | 新潟市から北陸自動車道 経由で1時間2分 |
最寄りのバス停 | 暁星高校前(徒歩54分)国道403号 経由 |
最寄り駅 | 田上駅(徒歩25分)国道403号 経由 |
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