新潟県魚沼市渋川に位置する稲葉隧道は、自然崩壊により廃止されたトンネルです。だが、多くの人々が謎のうめき声を聞くなどの恐怖体験をしているという。今回は、稲葉隧道のウワサの心霊話を紹介する。
稲葉隧道とは?
稲葉隧道は、新潟県魚沼市渋川に位置する廃止されたトンネル。
県道346号親柄大白川停車場線沿いの破間川(あぶるまがわ)の右岸にある。
稲葉地域への道は、川沿いの狭い道か、冬には雪崩の危険が高い山越えしかなかった。
このため、昭和46年(1946年)12月に稲葉隧道が開通。
トンネルの長さは約129mである。
しかし、昭和26年(1951年)1月に通学中の児童3名が雪崩に巻き込まれ、そのうち1名が亡くなる事故が発生。
この事故をきっかけに、昭和27年(1952年)頃に2本目の長さ約50mのトンネルが作られた。
平成14年(2002年)1月25日に自然崩落が発生し、一時的に14世帯が孤立状態となった。
このため、トンネルは廃止された。
現在、トンネルの入り口はフェンスで封鎖され、「危険 立入禁止」の看板が設置されている。
地盤が悪く、崩落の危険が高いため、奥の部分には工事関係者も立ち入ることができない。
新潟県道346号旧道・稲葉隧道
— ふうら (@furafura_719) March 24, 2022
破間川沿いの崖っぷちにあったこのトンネルは、2002年に崩壊
復旧はされず、坑口には柵が張られ、今は橋で迂回しています
雪のない時期にまた来たいところ pic.twitter.com/dpKZRGXqlc
稲葉隧道の心霊現象
稲葉隧道の心霊現象は、
- 女性のうめき声が聞こえる
である。魚沼市渋川にある稲葉隧道は、自然崩壊により廃隧道となった、まるで時間が止まったかのような場所である。
入り口は赤い鉄柵で頑丈に塞がれており、中に入ることは許されていない。
ある者が数年前、友人とこの廃隧道を訪れた時、思いもよらない恐怖体験をしたという。
廃隧道の入口に立ち、懐中電灯で中を照らして様子をうかがっていると、突然、友人が「ヤバイ!」と叫び、車まで全力で走り出した。
驚きながら車に戻り、何があったのかと聞くと、友人は私たちのすぐ近くで女性のうめき声が聞こえたと言うのだ。
友人のすぐ隣にいたにもかかわらず、何も聞こえなかった。
しかし友人は、その声がはっきりと聞こえたと主張し、それは非常に恐ろしい声だったと語っていた。
この場所で何があったのかはわからないが、隧道の横に佇むお地蔵様や、その女性のうめき声は、確かに霊的な何かが存在していることを示唆しているように思えてならない。
稲葉隧道の場所・アクセス・地図
稲葉隧道の住所 | 日本、〒946-0202 新潟県魚沼市東野名 |
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交通アクセス | 新潟市から北陸自動車道 経由で1時間28分 |
最寄りのバス停 | 東野名入口(徒歩11分)東野名橋/県道346号 経由 |
最寄り駅 | 上条駅(徒歩23分)国道252号 経由 |
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