おむつ塚

おむつ塚は、山梨県山梨市一町田中に位置する史跡で、悲しい伝説がある塚である。この場所に訪れた者の中には心霊体験をした者も多々いるらしく心霊スポットと名高い。今回は、おむつ塚のウワサの心霊話を紹介する。

おむつ塚とは?

現在、心霊スポットとしても有名で人気ユーチューバー(はじめしゃちょー)なども訪れたことのある場所である。

この塚は、お地蔵さんや文字が彫られた石が積み重なっている。

長い期間、雨風に晒されているため文字が読みにくくなっている。

まるで、お地蔵さんの墓場のようになった外観からは想像できない悲しい伝説がここにはある。

おむつ塚の伝承

云い伝えによれば、地頭(地主)がおむつという女性を権力により嫁がせようとしたが、応じなかったため土の中に穴を掘り、おむつを入れ、虫攻めをしても従わず、やがてもだえ苦しみながら死んでしまった。

おむつの母がその事実を知り、栗を手に取り「栗の数ほど、地頭の代々悩ませよ」と呪いの言葉を放った。

おむつの母親は、呪いの言葉を吐いた後に絶命している。

それ以来、火の玉が墓のまわりを燃やし、悲しき霊が地頭を悩ます怪奇現象が起こった。

おむつの祟りを恐れた子孫は塚を建てて、供養をしたが間に合わず、身内同士の争いの後に滅亡したらしい。

地頭の最後には身内や家来などを刀で斬り殺そうとしていた姿が目撃されている。

自らも錯乱状態の中で狂死した。

一丁田中にある陣屋跡(田安陣屋)の屋敷では、寝ている最中に天井が落ちてくるという怪奇現象が多々起こり、おむつの祟りとして大正頃までウワサされていたという。

おむつ塚の心霊現象

おむつ塚の心霊現象は、

  • 鎖の音が聞こえる
  • おむつの祟りが起こる

である。おむつさんという女性の名が由来となっているおむつ塚では、必死に地頭(地主)を拒絶し生き埋めにされたおむつの無念の思いが残っているとされている。

母親はその事実を知り、「地頭が憎ければこの栗の数だけ祟れ」と言い放ち、栗の実を撒いた。

その数日後に地頭は原因不明の死を遂げたという。

死の前には気が狂ったかのように奇声をあげたり、暴れていたという話だ。

家族や家来までも刀で切り殺そうとしたと云われている。

呪いの言葉を吐いた母親も絶命し、おむつの祟りを恐れ悲しむ人々は、生き埋めになった場所に塚を造って供養した。

遊び半分でこの場所に行くと祟りにあうと云われ、「ジャリ…ジャリ…」という鎖の音が聞こえたという話がある。(近くの犬の鎖の音という話も)

この場所に肝試しに訪れた者の話では、行った後に支離滅裂なことを話すなど精神が不安定になったという話がある。

白い服の女の人を見たという話もあるが、おむつと関係があるかは不明である。

その女の人を見た後に車が急停止し、事故寸前だったという。

おむつ塚の場所・アクセス・地図

おむつ塚の住所 日本、〒405-0025 山梨県山梨市一町田中875−9
交通アクセス 山梨市から県道202号 経由で約10分
最寄りのバス停 一宮(徒歩44分)県道202号 経由、万福寺入口(徒歩41分)旧甲州街道 経由
最寄り駅 春日居町駅(徒歩40分)県道202号 経由(車で7分)

おむつ塚の地図(Googleマップ)

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