大山峰正福寺・大山廃寺跡(児神社)は、昭和4年(1929年)に国の史跡にされている歴史がある場所であるが、心霊スポットと云われることも。今回は、大山峰正福寺・大山廃寺跡(児神社)のウワサの心霊話を紹介する。
大山峰正福寺・大山廃寺跡(児神社)とは?
大山峰正福寺・大山廃寺跡(児神社)は、愛知県小松市にあり白鳳時代~平安時代にかけて存在した大山寺。
建物がたてられたのは7世紀後半らしく、「西の比叡山延暦寺、東の大山寺」と云われる程、栄えていたが、仁平2年(1152年)に比叡山延暦寺と三井寺とのあいだに法論が起き、三井寺の僧徒に寺が襲われ焼き討ちにあったそうだ。
建物は跡形もなく焼き尽くされ、和尚と2人の稚児(子供の修行僧)が死亡した。
以後ほそぼそと続いていたらしいが、15世紀中頃になくなったという。
建物などは現在残っておらず、僧坊などがあったとされる場所に、塔を支えるために設置されたと思われる5つの礎石がある。
今のところMD小牧はスケジュールダブったんで参加できないけど、後からコンプ目指します。
— あず@Next FS大阪 (@Azu272) March 8, 2020
で、電波状況確認のため18番に設定されてる児神社と大山廃寺跡まで行ってみました。
アンテナマーク1本消えてましたがOK。#ingress #MD小牧 pic.twitter.com/SBavGddbao
大山峰正福寺・大山廃寺跡(児神社)の心霊現象
大山峰正福寺・大山廃寺跡(児神社)の心霊現象は、
- 稚児の霊が現れる
である。寺が焼き討ちにあってからというもの、伝説によれば都の天皇が奇妙な病に悩まされ、陰陽師の安部清業が占ったところ「天皇の病を癒すには、大山の稚児の霊を慰めるとよい」とでたそうだ。
その後、都から使いがやってきて久寿2年(1155年)に彼らの霊を祀る目的で児神社が創建されたらしい。
神社が建立されてから、稚児の霊が現れることはなくなったのか、祟りなどのウワサは少ないようだ。
また、別の話では事件後に寺に化け物(悪霊)が出るようになったと云われており、正体は亡くなった稚児の霊だと人々は考え、供養するため児神社を建立したという。
だが、稚児の霊であるのか、現在でも幽霊がでる場所として一部では云われており、昼間でも薄暗く人も常駐している感じではないため、恐ろしく感じることがあるそうだ。
ちなみに児神社は、祭神が子供であることから「子宝に恵まれる」「妊婦が安全に過ごせる」などのご利益があるとされている。
大山峰正福寺・大山廃寺跡(児神社)の場所・アクセス・地図
大山峰正福寺・大山廃寺跡(児神社)の住所 | 〒485-0026 愛知県小牧市大山411 |
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交通アクセス | 名古屋市から名古屋高速11号小牧線/ルート 11 経由で38分 |
最寄りのバス停 | 児神社前(徒歩22分程) |
最寄り駅 | 楽田駅(徒歩1時間31分程)県道195号 経由 |
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