岐阜県海津市にある千本松原は、数々の心霊現象が報告される恐怖の地。切腹した武士の霊、高熱や体調不良を引き起こす霊障、強烈な自殺願望の襲来などがウワサされているという。今回は、千本松原のウワサの心霊話を紹介する。
千本松原とは?
岐阜県海津市にある千本松原(油島千本松締切堤)は、東名阪自動車道弥富ICから15分程で着くことができる。
木曽三川公園近くにあり、治水神社あたりから川沿いに松の木が1000本植えられた道が1㎞ほどある。
1753年12月~1755年5月にかけて、川の氾濫による被害を抑えるため薩摩藩が分流工事を行っていた。
だが、過酷な労働に加え多額の借金により、なかなか前進せず又、工事のやり直しを命じられることもしばしばあった。
さらには、工事に派遣された薩摩藩たちは伝染病による死者が相次いだ。
幕府のやり方に対し抗議のため切腹する薩摩藩も多くいた。だが、幕府との摩擦を回避するため切腹した者たちは事故死との扱いにしたそうだ。
最終的に薩摩藩は、以下が命を落としている。
- 自殺者52人
- 病死33人
分流工事は、1年3ヵ月で完成したが、工事責任者(平田靱負)は、責任をとり切腹した。
夏の休日、『千本松原』なう。 pic.twitter.com/m9mAk9Ud1T
— よう (@UwlPQ0yqlMmT43Z) July 30, 2022
千本松原の心霊現象
千本松原の心霊現象は、
- 切腹で亡くなった武士の霊
- 霊にとり憑かれ体調不良など高熱がでる
- 自殺願望がでる
- 訪れた者は祟られる
である。千本松原は、数々の心霊現象が報告される恐怖の地として知られている。
ここでは以下のような恐ろしい現象が頻発しているらしい。
切腹で亡くなった武士の霊
千本松原を訪れる者の中には、切腹した武士の霊を目撃するという報告が後を絶たない。
暗闇の中、その悲痛な姿が突如として現れると云われている。
霊にとり憑かれ体調不良
この場所を訪れた多くの人々が、帰宅後に高熱や体調不良を訴えている。
霊に取り憑かれることで、精神的にも肉体的にも異常をきたすのである。
自殺願望が沸き上がる
千本松原を歩いていると、突如として強烈な自殺願望が沸き上がるという恐怖体験が報告されている。
この場所の呪いが心を蝕むのだろうか。
訪れた者は祟られる
この地を肝試しに訪れた者たちの中には、帰り道で交通事故を起こすなどの不幸に見舞われるケースが多発している。
遊び半分で訪れた者に対して、千本松原の霊たちが怒りを示しているのかもしれない。
千本松原は、幽霊の目撃だけにとどまらず、その場にいるだけで寒気が襲い、命に関わる危険を感じる場所である。
肝試しなど軽い気持ちで訪れることは絶対に避けるべきであり、そこには言葉では表現しきれない恐怖と祟りが待ち受けている。
訪れた者に必ず訪れる恐怖、体調不良、そして悲劇。
千本松原はまさに恐怖の地なのである。
岐阜の探索の際、特に何か心霊体験をしたわけではないのだけど、恐ろしくて入っていけなかったのが千本松原でした。
— 怪談師 志月かなで 「結ばれた先の赤い糸」連載中! (@kwaidangirl) January 11, 2020
思い出すだけで足がすくむ感覚があります。
昼に慰霊に行くほうが良さそうだと感じました。 pic.twitter.com/vGHPzA9T0t
千本松原(油島千本松締切堤)の場所・アクセス・地図
千本松原(油島千本松締切堤)の住所 | 〒503-0625 岐阜県海津市海津町油島 |
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交通アクセス | 岐阜市から県道23号 経由で55分 |
最寄りのバス停 | 木曽三川公園(徒歩9分)清流サルスベリ街道/県道23号 経由 |
最寄り駅 | 多度駅(徒歩49分)県道23号 経由(車で10分) |
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