静岡県田方郡函南町にあった「ホテルダイヤランド(ホテルシンフォニー)」は、建物が廃墟となった後も、男性の霊がうろつくというウワサが残り、心霊スポットとして注目されている。今回は、ホテルダイヤランド跡地のウワサの心霊話を紹介する。
ホテルダイヤランド跡地とは?
静岡県田方郡函南町の別荘地内にあった「ホテルダイヤランド(ホテルシンフォニー)」は、突然現れた住宅街にあるホテルである。
昭和48年(1973年)7月17日に開業し、地上7階建て地下2階建てで、洋室35室、和室4室を備え、コテージ、プール、バーベキュー場などもある。
エースガイド伊豆・箱根・富士には「長期滞在向きリゾート」「南箱根ゴルフクラブ隣接、ゴルフの宿に」「7階、47室」と紹介されていたそうだ。
平成5年(1993年)1月頃に閉館し、その後は荒れた状態になった。
名称とエントランスの表示が異なるため、「ホテルダイヤランド」「ホテルシンフォニー」と二つの名称で呼ばれ、プールは自然の池のようになっていたそうだ。
平成25年(2013年)11月時点で解体工事が進んでおり、平成26年(2014年)4月までに解体された。
また、隣接する「南箱根ダイヤランド岡本ホテル」も閉業しましたが、その後リニューアルオープンしている。
ただし、この「南箱根ダイヤランド岡本ホテル」は「岡本倶楽部」という預託金商法の岡本ホテルグループの一部だった。
ホテルダイヤランド跡地の心霊現象
ホテルダイヤランド跡地の心霊現象は、
- 霊道となっている
- 男性の霊がうろついている
である。1993年に閉鎖された後、この建物は廃墟となり、廃墟好きの人たちの間では人気のスポットとなったらしい。
一部では、ホテル内が霊道になっているというウワサもあり、男性の霊がうろつく姿も目撃されていたという。
建物はひどく荒れ果て、多くの落書きがされており、不気味な雰囲気も漂っている。
現在は更地となっているが、未だウワサが残っている。
肝試し体験、『死』の文字と不気味な現象
ある高校生たちは、廃墟と化したホテルダイヤランドに肝試しにやってきた。
携帯の明かりを頼りに建物内を歩いていくうちに、フロント付近で鐘の音のようなものが聞こえてきた。
それに気づいた彼らは、不思議な現象に驚いた。
彼らは友人たちと話し合いながら、2階の廊下に進んでいった。そこには「死」という文字が書かれているのを見つけた。
そして、カラスの死骸があったため、彼らは恐怖に駆られ絶叫しながら、建物から出ようとした。
だが、建物を出る際、彼らは何かに邪魔されているような感覚に襲われた。
不気味な気配がして、彼らは足早に逃げることにした。
後に、彼らはその建物が、霊的なものが残っているという噂を聞いた。
それが、建物内で聞こえた音や、不思議な気配の正体だったのかもしれない。
ホテルダイヤランド跡地の場所・アクセス・地図
ホテルダイヤランド跡地の住所 | 〒419-0107 静岡県田方郡函南町平井1753−208 |
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交通アクセス | 富士市から東名高速道路と伊豆縦貫自動車道/国道1号 経由で約54分 |
最寄りのバス停 | 高原通り(徒歩9分) |
最寄り駅 | 函南駅(徒歩2時間18分)県道135号 経由(車で18分) |
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