血首村

血首村(ちかどむら)は、三重県比奈知にある廃村であるが、廃村を見つけると二度と出て来られないらしい。今回は、血首村のウワサの心霊話を紹介する。

血首村とは?

血首村は、三重県比奈知のトンネルを抜けた森にある廃村。

杉沢村(青森)犬鳴村(福岡)のことはよく知られているが、三重県にも『血首村』という伝説の村が存在していたという情報がある。

血首村は、血首ヶ井戸という説

実際は廃村ではなく「血首ヶ井戸(ちこべがふち)」という伝説地のことではないかという情報がある。

「血首ヶ井」は、逆柳の甌穴(おうけつ)とも呼ばれている。

甌穴とは、河床や河岸が硬い岩盤からできている場合に生ずる円形のくぼみ。

伝説によれば、平安時代にこの辺りを治めていた豪族の藤原千方(ちかた)が、打ち取った敵の首をこの穴に投げ捨てたと伝えられていることから、「血首ヶ井戸」と呼ばれている。

地元では、千方の霊を怒らせて降雨を祈る雨乞いの舞台として使用されていた。

雄井戸(おいど)と雌井戸(めいど)の2つが連なり、大きさは直径5尺(約1.5m)、深さ15尺(約4.5m)以上で日本甌穴八選の内の最大級と云われている。

血首村の心霊現象

血首村の心霊現象は、

  • 二度と出て来られない

である。血首村に迷い込むと二度と出て来られないとウワサされ、肝試しに訪れた若者が未だ行方不明のままだという。

なんでも、若者4人(男2人、女2人)が肝試しに行ったまま連絡が取れなくなり、警察に相談したが相手にしてもらえなかったとのこと。

明張の比奈知のトンネルを抜けた森らしいという情報の元、友人を探したが「血首村」という手書きの看板も見つからず、特定することができなかったらしい。

未だ村から出られず彷徨っているのかもしれない。

血首村・血首ヶ井戸の場所・アクセス・地図

血首村については、この場所でないかとウワサされているが、未だ見つけられていないらしい。

血首ヶ井戸の場所が本来のウワサの元ではないかとされている。

血首村の住所 〒518-0411 三重県名張市滝之原
交通アクセス 津市から国道165号 経由で1時間8分
最寄りのバス停 比奈知ダム前(徒歩10分)比奈知バイパス/国道368号/国道422号 経由
最寄り駅 桔梗が丘駅(徒歩1時間14分)国道368号 経由
血首ヶ井戸の住所 〒518-0216 三重県伊賀市高尾
交通アクセス 津市から県道15号 経由で1時間8分
最寄りのバス停 国津郵便局前(徒歩33分~1時間)県道693号 経由
最寄り駅 近くに駅はない

血首村・血首ヶ井戸の地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

 

 

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