鳥羽ロイヤルホテル

鳥羽ロイヤルホテルは、安楽島町の高台に位置する廃ホテルであるが作業員の霊が見たという目撃があるようだ。今回は、鳥羽ロイヤルホテルのウワサの心霊話を紹介する。

鳥羽ロイヤルホテルとは?

鳥羽ロイヤルホテルは、三重県鳥羽市安楽島町にある廃ホテル。

昭和47年(1972年)に設立され、地上9階建て客室は83、収容人数500人の建物で総工事は8億円とも云われる。

平成6年(1994年)まで経営は順調であったが、平成9年(1997年)にはバブル崩壊により売上が半減したことにより、平成10年(1998年)3月には実質倒産した。(負債総額は約23億円)

ホテルは再建を目指していたが、平成12年(2000年)に同ホテルにて社員寮敷地内で放射能鉱物モザナイトが大量に(約8キロ)発見され、警視庁公安部などが捜査する事態となりニュースとなった。

ウワサでは元経営者の男性が販売目的で保管していたらしいのだが、事件との関係は不明である。

令和2年(2020年)1月にはホテル再建を目指していた現ホテルのオーナーが横領事件の冤罪と思われる件で逮捕され、後に釈放された。

このことから、本当に呪われているのではないかと一部ではウワサされている。

鳥羽ロイヤルホテルの心霊現象

鳥羽ロイヤルホテルの心霊現象は、

  • 工事作業員の霊が現れる

である。解体されない理由は、一度解体しようとしたが、作業員の死亡事故(転落死)が発生したことにより中止となったと云われている。

以来、工事作業員の霊が出るとウワサされるようになり心霊スポットとして有名になった。

肝試しで訪れる者が多くいるようで、動画撮影をした者の中にはホテル内にあるドアから白い女性の霊がそっと現れる現象があったらしい。

女性の声が聞こえたという話もあり、うめき声のようなものが聞こえてくるという話も。

ホテルの入口で男性と女性の霊が立っていたのを見た者もいるようで、工事作業員以外の霊も存在しているという。

鳥羽ロイヤルホテル内は侵入する者が多いらしく、放置されたぬいぐるみや落書きなど人的破壊も多く、ガラスなども損壊されている。

鳥羽ロイヤルホテルの場所・アクセス・地図

鳥羽ロイヤルホテルの住所 〒517-0021 三重県鳥羽市安楽島町1075−73
交通アクセス 津市から伊勢自動車道 経由で1時間3分
最寄りのバス停 藤田緑の村(徒歩8分)
最寄り駅 志摩赤崎駅(徒歩36分)国道167号 経由

鳥羽ロイヤルホテルの地図(Googleマップ)

本記事は、「心霊現象の考察」シリーズの思想を踏まえて執筆している。
幽霊の存在を断定するのではなく、人間の認識や記憶、土地や出来事がどのように「心霊」という物語として語られてきたのか、という視点から整理を行っている。

なお、本サイト内には執筆時期の異なる記事が混在しており、すべての記事が同一の考察軸で統一されているわけではない。
現在、順次リライトを進めながら、心霊スポット記事を本シリーズの思想に沿った形へ更新している段階である。

最新の記事および更新済みの記事については、本考察シリーズを基準とした構成・文体で執筆している。
考察全体の方向性や思想については、総合目次ページを参照されたい。

心霊現象の考察|総合目次

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