長野県にある青木峠は、標高1,040メートルで危険な場所もある峠である。この峠にある「明通トンネル」は、日本一古い国道トンネルであり、観光スポットでもある。しかし、このトンネルには幽霊のウワサがあり、若い男女の霊が出るとされている。今回は、明通トンネル(青木峠)のウワサの心霊話を紹介する。
明通トンネル(青木峠)とは?
・青木峠
青木峠というのは、長野県にある峠で、小県郡青木村、東筑摩郡筑北村、松本市にまたがっている。
標高は1,040メートルで、国道143号線が通っている。
この峠の名前の由来は青木村からきているらしい。
道は進むにつれて突然狭くなり、急な崖の上を通るところもあって、危険な場所もある。
1989年には、殺人事件の遺体遺棄現場になったこともあった。
交通量が少なく山中にあるので、車やバイクが不調を起こしたら大変なことになるという。
だが、日中は特に不気味な感じはしない場所らしい。
光が当たらない雰囲気の鬱蒼とした峠道と比べれば、怖さはそこまでではないとのこと。
・明通トンネル
青木峠にある「明通トンネル」は、日本一古い国道トンネルであり、観光スポットでもある。
道幅が狭く、信号による交互通行が必要な珍しいトンネルで、夜間は真っ暗になり危険である。
周辺には街灯が少ないため、自分がどこにいるのか分からなくなることもあるそうだ。
霊的な場所としても有名で、多くのツーリング客が利用している。
明通トンネル(青木峠)の心霊現象
明通トンネル(青木峠)の心霊現象は、
- 若い男女の霊が出る
- トンネル内で車を停めるとエンジンがかからなくなる
- クラクションを3回鳴らすと後部座席に幽霊が乗ってくる
である。「明通トンネル」という場所は、青木峠にある日本で最も古い国道トンネルであり、観光スポットでもある。
このトンネルは道幅が狭く、信号による交互通行が必要で、夜間は真っ暗で危険な場所だという。
周りには街灯が少なく、自分がどこにいるのか分からなくなることもあるようだ。
また、この場所は霊的な場所としても有名で、多くのツーリング客が訪れる。
だが、過去にはこの場所で若い男女が焼身自殺をしたという出来事があり、それ以降、幽霊のウワサが広まり、心霊スポットと呼ばれるようになった。
さらに、この場所では若い女性と男児の遺体が発見されたという事件もあり、行方不明者や自殺者が後を絶たないというウワサもある。
明通トンネル内は、壁がボコボコしているため、焼身自殺の痕跡は見当たらないかもしれない。
だが、この場所には重苦しい雰囲気が漂っており、何かが起こったかのような不気味さを感じさせるという。
明通トンネルが心霊スポットとして注目された理由
明通トンネルが心霊スポットとして注目され始めた理由は、昔起こったバラバラ殺人事件がきっかけだった。
その後、さまざまなウワサが広まりましたが、確認されていないものもある。
しかし、明通トンネルが心霊スポットとして注目されたのは、実はもっと単純な理由かもしれない。
その理由は、トンネルを覆う深い山や閉塞感、さらにはトンネル内にはライトもなく、目立つしみがある側壁がある。
これらの要素が不気味さを生み出し、心霊スポットとして言及される可能性もあるらしい。
明通トンネルで起きたバラバラ殺人事件の真相
青木峠に位置する明通トンネル周辺では、過去に様々な事件や事故が発生。このような出来事が、明通トンネルで心霊現象が報告される原因ではないかと、人々の間でウワサされている。
・バラバラ殺人事件の恐怖
1989年5月13日、森林組合の職員が青木峠の国道沿いの斜面で黒いビニールを発見。ビニールの隙間からは人間の頭部が見え、その周囲にはバラバラになった胴体とオムツを着た男児が横たわっていた。
・バラバラにされた二人は親子関係
当初、二人の関係はすぐには判明しませんでしたが、切断された被害者は船橋市在住の40歳の母親と、当時2歳の長男だった。被害者の身体は11の部位に分かれており、パジャマ姿だったことがわかった。子供は絞殺されていたとされている。
警察は事件直後から行方不明だった夫を容疑者として捜査し、全国に指名手配をした。事件は急速に展開されていくことになった。
バラバラにされた被害者たちの悲劇は計り知れない。
明通トンネルを通過する際は、深く考えずに進むことがおすすめである。
肝試しのために訪れることは避けるほうがいいだろう。
犯人は被害女性の夫であり、長男の実父。
彼は熊本県まで逃走しましたが、所持金がほとんどなくなり、立ち寄った交番で発見され、事情を聞かれた際に自ら殺害を自供し、逮捕された。
夫は阿蘇山の噴火口に身を投げるつもりであったと供述している。
この事件は、自己中心的で短絡的な人物によって引き起こされた凄惨な殺人事件であり、その悲劇は言葉に尽くしがたいものだった。
犯人は懲役18年の刑を求刑された。
自殺も叶わず、所持金はわずか77円。
逃げ続けることに疲れ、交番に辿り着いたのである。
逃亡中に彼が持っていたのは妻子の写真38枚だったと云われている。彼の自己保身のために、大切な家族を凄惨な形で奪ったこの事件は、言葉では表せないほどの悲劇だった。
この事件が、明通トンネルが心霊スポットとして注目される一因となった。
国道410号の四町作第一隧道。
— 房総セロー (@takatsuji03680) May 8, 2022
1902年開通の国道にある隧道で二番目に古い隧道。
ちなみに国道にある隧道で一番古いものは、長野県松本市の青木峠にある国道143号線の明通トンネル(1890年開通)だそうです。 pic.twitter.com/r4RD1SUo1V
明通トンネル(青木峠)の場所・アクセス・地図
明通トンネル(青木峠)の住所 | 日本、〒399-7502 長野県東筑摩郡筑北村 |
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交通アクセス | 長野市から長野自動車道 経由で約1時間3分 |
最寄りのバス停 | 近くにバス停はない |
最寄り駅 | 西条駅(徒歩2時間分)県道277号 経由(車で16分) |
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