雄島海岸沿いに佇む雰囲気溢れるトンネル、雄島隧道。その奥には穏やかな海辺の街が広がる。だが、トンネルには、観音像による心霊現象にまつわる話が絶えないという。今回は、雄島トンネル(雄島隧道)のウワサの心霊話を紹介する。
雄島トンネル(雄島隧道)とは?
雄島から少し北の海岸沿いに、雰囲気の良いトンネルがある。
トンネルを抜けるとのどかな海辺の街が広がる。
主要な道路ではないのだが、意外と交通量が多いため、歩行や自転車で行く際は注意が必要である。
ちなみに、雄島トンネルではなく「雄島隧道」と入力するとナビが反応するらしい。
トンネルの中間には横穴があり、そこには観音像が安置されている。
観音像の高さは約2メートルほどで、像の云われを知る人は少ないらしいが地元の老人会により大切に守られているという。
ウワサでは、この観音像が様々な怪奇現象を引き起こすと云われている。
観音像の側には「悪の手を観音様が見てござるぞ」「危険だぞお賽銭箱に刃物が仕込んである」などという看板があるらしい。
雄島隧道 ポタリング!
— 小径車で行く近代化遺跡の旅 (@kazee4k) September 10, 2018
神秘の岩穴に観音像が・・心霊スポットとしても全国区~ pic.twitter.com/d8TDAaxA9Y
ドンド平和観音:神秘の岩窟から生まれる永遠の霊窟
1963年に書かれた「ドンド平和観音建立発願文」によれば、昔から「神秘の岩窟」と崇められていた岩山には、海側から続く岩穴があったらしい。
この岩穴は隧道が通り、横穴として現れた。
地元の住民が岩穴の奥に像を置き、「永遠の霊窟」を願い、観音像を建立したとされている。
発願文の作者は不明ですが、当時の地区の住民が話し合っていたとされている。
像を守る御堂の石柱には「昭和57年」と刻まれており、この頃に像が建て替えられた可能性もあるが、確証はないらしい。
地元の老人会「安寿会」は毎年9月18日に「ドンド観音祭り」を開催し、会員らが祈りを捧げている。
雄島トンネル(雄島隧道)の心霊現象
雄島トンネル(雄島隧道)の心霊現象は、
- 女性の霊が立っている
- 観音像の目が赤く光っている(見ると事故に遭う)
である。雄島トンネル(雄島隧道)の真ん中あたりに横穴があるらしく、そこを進んで行くと、観音像がある。
観音像がらみの心霊体験が多々あり、観音像の前を通り過ぎた後に目が赤く光っていると必ず事故に遭うとウワサされている。
実際にこの場所を訪れた後に交通事故に遭ったという体験があるらしく、ふざけて行くと祟られるらしい。
また、観音像の横には女性の霊が立っているという話も。
雄島隧道 ここも心霊スポットで 中にお地蔵さんがあり 中に入ると 線香の匂いがする 昼間でも怖い pic.twitter.com/4UMJjyYqP0
— 🍓ぶりぶりざえもんの叔父さん🌻🐍💄🎯 (@lYhHqey3mAjSMoF) August 1, 2020
雄島トンネル(雄島隧道)の場所・アクセス・地図
雄島トンネル(雄島隧道)の住所 | 日本、〒913-0064 福井県坂井市三国町 |
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交通アクセス | 福井市から国道416号 経由で39分 |
最寄りのバス停 | 雄島(徒歩2分) |
最寄り駅 | 三国港駅(徒歩58分)県道7号 経由 |
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