沖縄戦で激戦地だった嘉数高台公園には兵隊の霊がでるというウワサがある。今回は、嘉数高台公園のウワサの心霊話を紹介する。
嘉数高台公園は多くの命を失った場所
嘉数高台公園は、第二次大戦中に作戦名称第七〇高地と命名され、日米間で十六日間にも及ぶ激戦があった場所で、嘉数区の住民の約半分が戦闘に巻き込まれ命を落としている。
現在は、子供が遊ぶ姿があり市民の憩いの場となっているが、日本軍が使用したトーチカ(防衛する陣地)や陣地壕が現在も残されている。
トーチカとは、大砲や機関銃等を置く場所をコンクリートでおおった陣地のこと。陣地壕とは、陣地を構えるため掘った軍専用の人口壕である。
自然の要塞に堅固な陣地構成があった為、死闘が十六日間にも及んだ。米軍にとっては「死の罠」「いまわしい丘」と恐れられ、両軍共に多くの命を失った場所なのだ。
嘉数高台公園の心霊現象
嘉数高台公園の心霊現象は、
- 黒い影が現れる
- 真っ黒の軍人の霊がでる
- 引き返したくても引き返せなくなる
- 白いオーブを目撃する
- 心霊写真が撮れる
である。嘉数高台公園内にあるトーチカや陣地壕、展望台付近で霊が目撃されている。
肝試しに行った若者が展望台の階段を上がっていると黒い影が近づき、よく見ると真っ黒い軍人の姿だったと云う話しが有名である。
カメラ撮影をしていた観光客の中には、霊の顔が写り込んだという話しもある。
展望台でも霊の目撃情報があり、夜中に訪れる者の中には心霊体験をした者が多くいたという。
嘉数高台公園の階段の段数が変わるという話しもあるが、詳細は不明である。
未だ亡き人の念いが残る場所なのかもしれない。
嘉数高台公園の場所・アクセス・地図
嘉数高台公園の住所 | 〒901-2226 沖縄県宜野湾市嘉数1丁目5 |
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交通アクセス | 那覇市から国道330号 経由で16分(宜野湾市嘉数交差点から330号線手前にある信号から入っていく) |
最寄りのバス停 | 嘉数(徒歩7分)国道330号 経由 |
最寄り駅 | 近くに駅はない |
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