久部良割(クブラバリ)

久部良割(クブラバリ)は、税により苦しめられた人々が人減らしの為にある風習があった悲しい場所である。今回は、久部良割(クブラバリ)のウワサの心霊話を紹介する。

久部良割(クブラバリ)とは?

久部良割は、与那国島の西の端にあり目の前には大海原が広がっている。この場所は、説明書きが少しあるだけのため、ここを訪れる観光客は少ないようだ。

この場所には久部良割と呼ばれる大きな割れ目が地面にある岩場があり、岩の裂け目は幅3~4m、深さは7~8mほどある。

慶長14年(1609年)、琉球王国を侵略した薩摩藩は、琉球王国に「人頭税」を収めるように宮古島や八重山群島など離島に課した。

人頭税は、頭数(人口)で割り当てられていたため、離島の人々の生活は困窮を極めることになった。

与那国では食料不足が慢性的に生じ、十分に食べ物を食べれない者が多くいたという。

人頭税に苦しんでいた村人が苦渋の末、子宝に恵まれた妊婦は「久部良割」に連れて来られ、岩を飛び越えさせられた。

人口を増加させないための恐ろしい儀式であったが、岩を越えられない妊婦は岩の下に落ち亡くなることも多くあったそうだ。

たとえ運よく岩を飛び越えられても、体を上下にジャンプすることで流産の可能性が高くなるのである。

久部良割の傍らには地蔵菩薩が祀られている。

久部良割(クブラバリ)の心霊現象

久部良割(クブラバリ)の心霊現象は、

  • 不明

である。心霊体験をした者は少ないようだが、異様な気配を感じる者もいるらしく、無念の思いが漂っているのかもしれない。

推測ではあるが、古い時代の霊が現れることは少なくなっているため、人の形をした霊が現れにくい可能性がある。

地蔵菩薩が祀られていることもあるため、供養が十分にされているのかもしれない。ただ、写真を撮るとオーブのような心霊写真が撮れるという話も。

与那国島では「クブラバリ」でも人口減少にならなかった為、「トゥングダ」と呼ばれる田んぼに入れなかった男性を村公認で虐殺したという記録もあるという。

悲しい歴史がある場所である。

久部良割(クブラバリ)の場所・アクセス・地図

久部良割(クブラバリ)の住所 〒907-1801 沖縄県八重山郡与那国町与那国4022−480
交通アクセス 久部良漁港から徒歩8分、約650m歩く
最寄りのバス停 久小前(徒歩6分)
最寄り駅 近くに駅はない

久部良割(クブラバリ)の地図(Googleマップ)

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