黒部ダムは、富山県に佇む巨大なアーチダムで、迫力の観光放水が魅力。その歴史には、1000万人以上の作業員と171人の犠牲者が関わり、心霊現象のウワサも広がっているという。今回は、黒部ダムのウワサの心霊話を紹介する。
黒部ダムとは?
黒部ダムは、富山県に位置する全長492mの巨大なアーチダムで、高さ186mの迫力ある姿が特徴である。
観光放水時には毎秒10t以上の水が流れ、幸運な時には美しい虹がかかることもある。
黒部ダムは関西電力が所有し、(昭和38年)1963年に完成。
その建設には7年の歳月と513億円、延べ1千万人もの人手がかかった。
日本最大級のアーチダムで、世界でも最高クラスの高さを誇る。
黒部湖の貯水量は約2億トンで、日本一巨大なダム。
建設中には171名の尊い犠牲者が出たことでも有名。
黒部ダムの見どころの一つは観光放水で、6月下旬から10月中旬にかけて行われる。
最も混雑する時期はゴールデンウィークや夏休み、紅葉期。
自家用車でのアクセスはできないが、最寄駅からケーブルカーやトローリーバスを利用してアクセスできる。
- 昭和31年(1956年)着工
- 昭和36年(1961年)1月に送電を開始
- 昭和38年(1963年)171人の犠牲者を出し、7年の歳月をかけて完成。
完成時には約10キロの下流の地下に建設された黒部川第四発電所の名称から「黒四(くろよん)ダム」とも呼ばれていた。
黒部ダム周辺🍁本日の様子です
— 黒部ダム観光情報🏔 (@KurobedamK) October 4, 2023
紅葉は少しずつ降りて来ています✨ pic.twitter.com/3u21jDVMXw
黒部ダム:壮大な景観と感動の階段登り
200段の階段を登ると、壮大な絶景が広がり、感動的な体験ができる。
途中には休憩場所もあり、ゆっくり登ることが可能だ。
9月末に訪れた人の体験談では、多くの人で賑わっていたため、早めに行くことで混雑を避けられたとのこと。
ダムカードは、レストランやお土産屋の建物で入手でき、思い出に残るので受け取ることがおすすめ。
レストランは混雑するので時間帯に注意が必要。
お土産屋は駐車場側の駅にもあるため、特にダム側で買う必要はない。
訪れる際は、富山側よりも料金や時間の面から長野側から行くのがおすすめ。
また、余裕を持ったお金を持参することが重要。
夏に行くと、駅の風が冷たくて快適。
展望台への階段は、扇沢駅から行くルートと少し降りてダムに向かうルートがある。
遊覧船も楽しめ、リーズナブルな価格でダム湖の奥まで見学でき、山々の特徴や歴史について学べる。
新展望台広場では建築の歴史や苦労を理解でき、当時の技術が未発達な中での完成に感動する。
殉職者慰霊碑にも手を合わせてから帰ることがおすすめ。
念願の黒部ダムに行ってきました。
— まゆ2307 (@shinetears97) October 27, 2022
日本製で紹介され、春馬くんも行ったという迫力ある圧巻の景観にただ感動でした。
この日は運良く放水日。虹が出てる事も興奮の連続。撮れてなくてゴメンナサイ💦
当時の犠牲者に哀悼の意も込め
この場所に来れた事に感無量 pic.twitter.com/SHcwUxWgdf
黒部ダムの心霊現象
黒部ダムの心霊現象は、
- 黒い顔のシミが現れる
- 作業員の亡霊が彷徨っている
である。黒部ダムは昭和31年(1956年)から7年の歳月をかけ昭和38年(1963年)に完成した。
1000万人以上の作業員が携わり、殉職者は171人にのぼる。
日雇い労働者も参加し、時折衝突や喧嘩、殺人まで発生したこともあったらしい。
冬には食料が尽き、カエルを焼いて食べるほどの厳しい状況も。
ウワサでは遺体がコンクリートに流し込まれ、ダムの壁に埋まっているという。
夜になると人の顔のような黒いシミが壁に浮かび上がるという目撃談もある。
作業員として働いていた者の話では、沼のようになっているコンクリートの中に労働者が誤って入ってしまい助けることができなかったという。
今も沢山の人がコンクリートの堰堤に埋まっているらしく、まるで巨大な墓だという者もいる。
また、黒部ダムでは数年前に観光客が飛び込んで亡くなるなどしているらしいが、遺体は回収されている。
闇夜の黒部ダム
夜の闇が黒部ダムを覆い尽くす。
太郎と恋人の真美は、ダムの心霊現象に興味津々で足を踏み入れた。
彼らの足音が空気中に響き渡る。
「本当にここで何か現れるのかな?」真美が囁いた。
岩田は手を握り締め、「古田さんが言うには、ここではよく奇怪な現象が起きるらしい。心の準備はできてるか?」
二人は200段の階段を登りきると、ダムの頂上に立った。
そこには広がる夜景が壮観に広がっていたが、それと同時に何か不気味なものを感じさせるものがあった。
「なんだか変な空気が…」真美が言った。
その瞬間、岩田の視線が壁に釘付けになった。
壁面に浮かび上がる黒い顔が、じっと二人を見つめているようだった。
「見えるか、真美? あの顔が…」岩田の声は震えていた。
真美は目を見開き、口ごもる。「あ、あれは…!」
その時、ふと耳に何かが聞こえた。
人の声、遠くからの呼び声が聞こえるようだ。
「助けて…助けてくれ…」その声は虚ろで、苦しみに満ちていた。
岩田と真美は驚きの表情で周囲を見回すが、何も見当たらない。
しかし、声はますます近づいてくるようだ。
その背後から、古田修一が静かに現れた。
「ここに来たのは正解だ。黒部ダムには生者と死者の狭間でさまよう存在が多いんだ。」
古田の言葉に岩田と真美は身を震わせた。
彼らは冷や汗を流しながら、壁に浮かび上がる顔と共に、黒部ダムの奥深くに秘められた恐怖を感じ取った。
ちょw
— もえ匸P○°.trs.°○ (@AyakaTomiko) July 31, 2015
黒部ダムのトンネルで
写真とったら
なんか、白いのが写ってた
((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタカタカタ #心霊#ゆうれい pic.twitter.com/pSuimQ1ORV
黒部ダムの場所・アクセス・地図
黒部ダムの住所 | 日本、〒930-1406 富山県中新川郡立山町芦峅寺7 |
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交通アクセス | 富山市から北陸自動車道 と 国道148号 経由で2時間46分 |
最寄りのバス停 | 黒部ダム駅(徒歩1分) |
最寄り駅 | 北大町駅(徒歩4時間36分)県道45号 経由(車で27分) |
黒部ダムへの車の乗り入れ可能エリアは、長野県側の扇沢駅から富山県側の立山駅まで。
この区間では、立山黒部アルペンルート独特の乗り物を利用して移動するらしい。
扇沢駅周辺には、無料の駐車場が約230台、有料(普通車)の駐車場が350台用意されている。
混雑時にはスタッフが案内をしている。
なお、幅2.1m×長さ5m×高さ2.6mを超える車両は有料駐車場への駐車ができないため、無料駐車場を利用するのがいい。
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