静岡県浜松市と川根本町にある黒法師岳は、南アルプス深南部の山で標高は2,068m。登山口付近のトイレで子供の泣き声が聞こえるという話が有名なほか、さまざまな心霊現象が起きるという。今回は、黒法師岳のウワサの心霊話を紹介する。

黒法師岳とは？

黒法師岳は、静岡県浜松市と川根本町の境界にある山で、南アルプス深南部の山の一つであり、高さ2,068m。

この山は、変種の一等三角点が設置されていることで知られており、一等三角点のマニアには特に注目されているらしい。

なぜなら、三角点に刻まれている「＋」印が刻印が、この山頂にある三角点には「×」印となっているのだ。

また、日本国内で黒法師岳より南に位置しており、2000ｍ以上の山としては最南端にあることが国土地理院の地形図で確認されている。

山頂からの展望はありませんが、直下のザレ場からは西方向の景色が良く、登山道には2つのルートがある。

1つは川根本町側の寸又峡温泉から前黒法師岳を経由して山頂に至るルート、もう1つは浜松市（旧水窪町）側の戸中山林道からのルートである。

山中には山小屋はないが、麓の寸又峡温泉などで宿泊することができる。

ただし、戸中山林道からのコースは、過去の分県別登山ガイドでは「初心者向き」とされており、林道を6㎞以上歩いたり、急な登り道、ザレ場、笹薮などがあるため、中級者以上の山とされている。

黒法師岳は名前そのまんまやな。黒い帽子ともとれる。 pic.twitter.com/7FZQ15gIAV

— ぶなぱう (@bunapow) December 6, 2020

戸中山林道ゲートまでの距離と道のり

登山口から戸中山林道ゲートまでは、距離6.5kmで、約2時間かかるらしい。

道のりは平坦で、登りが主になります。下山時には登り返しは全くなく、楽に下山できます。比高は380mである。

登山口から最も近い水場は、登山口手前約1kmの日蔭沢。しかし、登山口を通り過ぎた先の葵沢では採水できない。

登山口手前300mには、営林署の休憩小屋がある。別の記事によると、登山者も利用できるようだ。施錠されていないし、制札もないため、誰でも自由に利用できる。

えーと、先ほどの写真のみだと距離さえ歩けば良い景色が見れる、みたいに思われるといけないので捕捉しときます。

基本的に黒法師岳へ直接登れる登山道はなく、３つあるルートのどれもえらい距離と標高差を歩く必要があります。

私が歩いたルートも破線ルート扱いで道迷いの危険がかなりありました。

— しろうま (@1224okachan) October 3, 2020

黒法師岳の心霊現象

黒法師岳の心霊現象は、

• 子どもの泣き声が聞こえる
• 背後から足音が聞こえる
• 肩を叩かれる
• 白装束の女性の霊が現れる

である。黒法師岳では、さまざまな心霊現象が起こると云われており、登山口付近のトイレで子供の泣き声が聞こえるという話が有名である。

ある者の話では、登山中に背後から足音が聞こえたが、振り返っても誰もいないという現象が起きたらしい。

また、肩をポンポンと叩かれたため、誰かいるのかと後ろを振り返ると誰もいなかったという体験もある。

詳細は不明だが、白装束を着た髪の長い女の霊が夜な夜な現れるというウワサもあるらしい。

地図に載っていても通れない林道が増えています。
昨日登った静岡の黒法師岳は、登山口の手前7kmで通行止めとなり落石や土砂崩れが多数。歩いていても、上から小石がパラパラ落ちてくることがあり怖いです。
誰にも会わず、携帯もずっと圏外でした。 pic.twitter.com/Gq3ZuJbgWM

— 磯道真 (@isosuke55) April 4, 2023

黒法師岳の場所・アクセス・地図

黒法師岳の地図（Googleマップ）