沖縄の観光スポットとして有名だが、沖縄戦で追いつめられた村人が万座毛の絶壁から飛び降りたという悲しい歴史がある。現在では心霊スポット・投身自殺の名所としても知られているが、転落防止の柵はなく、転落死を強要した事件も起こっている。今回は、万座毛のウワサの心霊話を紹介する。
万座毛とは?
万座毛は、沖縄本島の中央付近の位置にあり、雄大な景色が広がっている。
名護湾を一望できる景勝地で、琉球石灰岩の断丘台地や海食崖がみられる場所である。
万座毛の名の由来は、18世紀初頭に琉球尚敬(しょうけい)が「万人を座しめるに足る毛」(万人が座ることができる広い原っぱ)と称えたことから。
沖縄で「毛」とは「原っぱ」(草原)の意味がある。
万座毛を散策するのであれば、ゆっくり歩いても20分もあれば十分で、天気が良ければ心地いい海風と青い海の絶景を楽しむことができる。
だが、万座毛では強い潮風が吹き付ける時があるので、海を覗き込むことがないように気を付けなければならない。
ふざけ半分でいけば、断崖から足を踏み外す事故になり命の保証はない。
万座毛から一望できる海をバックに写真を撮ると霊が写るという話しもある。
楽しい観光のはずが、ふざけた気持ちでいくと万座毛に彷徨う亡き魂の念が写真に写り込むかもしれない。
万座毛では、戦時中に米軍から逃げ場を求め、無念にも村人が自決した場所である。
安全面の観点からも万座毛で不用意に海をのぞく事がないよう気を付けねばならない。
★今日の心霊スポット★
— れぷとん@心霊スポット最前線(半bot) (@lepton0726) December 4, 2012
【No.0470:万座毛】
沖縄県国頭郡恩納村にある景勝地。
自殺の名所としても知られ、戦時中には米兵に追い詰められた市民達が身を投げたという。
「兵隊や自殺者の霊が出る」「崖下に引き寄せられる」などの噂がある。 pic.twitter.com/aBOQAIrc
万座毛での心霊現象
万座毛での心霊現象は、
- 真っ黒の人影が襲ってくる
- 心霊写真が撮れる
- 日本兵の霊が行進している
- 霊が自殺に招く
- 防空頭巾の霊が海にいる
である。万座毛は美しい景観である反面、心霊スポットとして有名だ。
観光で訪れた者の中には心霊写真に女性の霊が写っていたという話しもある。
その後、万座毛を離れた後も憑いてきたらしく、ビーチの集合写真の海で手が写っていたという。
崖にいる黒い影
万座毛では、心霊・恐怖体験のウワサが多くある。
中でも有名なのが、観光客が崖を眺めていると、ゆらゆらと揺れている黒い影を見たという話しがある。
私も万座毛ではないが、黒い影・黒い霊を視たことがあるので、この話は作り話ではない可能性が高いと考えている。
もしかしたら、万座毛から飛び降り自殺した者の姿が黒い影としてみえたのかもしれない。
海の中にいる霊
万座毛の付近はダイビングスポットとしても人気がある。
だが、海の中で戦時中だと思われる服を着ている子供の霊を目撃したというウワサもある。
ダイバーの間では「海中に防空頭巾をかぶった者たちが行進しているのが見えた」という話しが広まっている。
自殺者を呼ぶ霊
ある日、1人の観光客が思い出話を楽しそうにした後に投身自殺をしたという話しもある。
その間数分だったというのだが…自殺者が多い場所は、自殺願望のある者を呼び、海に引っ張られるというウワサもある。
行進する日本兵
万座毛一帯から上陸してきたと思われる米軍を迎え撃った”日本兵の亡き魂”の念が見えるという話しがある。
「戦死した日本軍の兵士が行進しているのを見た」という話しが一番有名だ。
万座毛は観光スポットとして有名であるが、ふざけ半分でいくと心霊写真が写ったり、自殺願望のある方が行くと海に引っ張られる…そう云われるからには、実際何かしら心霊現象と思われる事があったに違いない。
万座毛の場所・地図・アクセス
万座毛の住所 | 〒904-0411 沖縄県国頭郡恩納村恩納 |
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交通アクセス | 那覇市から沖縄自動車道 経由で46分(名護向け国道58号線で恩納(北)を左折し道なりに進む) |
最寄りのバス停 | 恩納村役場前(徒歩14分)おんなサンセット海道/国道58号 経由 |
最寄り駅 | 近くに駅はない |
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