沖縄の那覇…国際通りの付近にある美栄橋駅近く、ジュンク堂書店の裏には幽霊伝説の由来となった岩山が実在する。昔からこの岩山は、七つ墓(ナナチバーカー)と呼ばれ女性の霊が出るという逸話がある。今回は、七つ墓をご紹介する。
七つ墓の幽霊伝説とは?
七つ墓には幽霊伝説がある。
昔々、七つ墓の近くにはお婆さんが経営している商店があった。ある日、その商店に青白い顔をしたとても細い体型の若い女性がやってきた。
若い女性は飴玉をみせ、お金を差し出し出て行った。お婆さんは、なにか奇妙な雰囲気だと思ったのだが、お客さんなので特に深入りすることはなかった。
だが、次の日不思議な事が起こった。お婆さんがお金の計算をしていると、お金の中に混じってウチカビ(亡くなった人があの世で使うお金)があったのだ。
毎日のように奇妙な雰囲気の若い女性が飴玉を購入しにきたのだが、そのたびにお金がウチカビに変わる事に気が付いた。
そこで、お婆さんは飴玉を買いに来た女性の後を付いていくことにした。すると若い女性は七つ墓の前で立ち止まり、ある墓の中へ入って行ったという。
オギャーと墓の中から赤ん坊の鳴き声が聞こえるようだった。驚いたお婆さんは、村に急いで帰ると、複数の村人で墓を調べることになった。
墓の中を覗いてみると飴玉をしゃぶっている赤ん坊がいたという。その横では母親と思われる…あの若い女性が亡くなって横たわっていたという。
それ以来、若い女性の霊を目撃するウワサがある。
七つ墓の心霊現象
七つ墓の心霊現象は、
- 子を思う母親の霊がでる
- オーブや発光体が映る
である。実際に七つ墓に行ってみると黒い影やオーブ・発光体を動画に収めることができた。
七つ墓で彷徨う霊の存在を人の形としてハッキリと映せてはいないが、浮遊する霊の存在は確認できる。
七つ墓は移転している
七つ墓と云われる場所に実際に行ってみたが、確かに無音仏のお墓が幾つかあるようで、大きな穴のようなお墓?も存在した。
もしかすると、この穴の中で女性の霊と赤ん坊がいたのだろうか。
そんな風に思っていると、近くに住んでいるお婆さんが声をかけてきた。
「ここにある七つ墓は、全部移動してないよ。」
「いまここに残っているのは、持ち主があるお墓だから…奥にはいかんでよ」そんな風に丁寧に教えてくれた。
この近くにあるホテルの裏に小道があって…というところまで覚えているのだが、実際にその場までいくのはやめておくことにした。
次にいく機会があれば、手を合わせにいきたい。
眼下に見えますのが幽霊が出るという七つ墓でございます。gkbr pic.twitter.com/vEY1EEcIws
— Kazuyuki Koishikawa (@naghbIQtIqHom) February 11, 2022
七つ墓の場所・アクセス・地図
七つ墓の住所 | 〒900-0013 沖縄県那覇市牧志 |
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交通アクセス | 那覇市から国際通り/県道39号 経由で5分(沖映通り、ジュンク堂近く) |
最寄りのバス停 | 美栄橋駅前(徒歩4分)沖映通り 経由 |
最寄り駅 | 美栄橋駅(徒歩1分) |
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