シラヌタ(不知沼)の池

不知沼は、静岡県東伊豆町の天城山系・万三郎岳を源とする川久保川の上流部にある、地図にも載っていない幻の沼。この池には誰もいないにもかかわらず声が聞こえたりという話があり心霊スポットとしても知られている。今回は、シラヌタ(不知沼)の池のウワサの心霊話を紹介する。

シラヌタ(不知沼)の池とは?

不知沼は、静岡県賀茂郡東伊豆町の天城山系・万三郎岳(標さ1405.6m)を源とする川久保川の上流部(標高640m)に位置している池。

この池は、地形図にも記載されておらず、幻の沼として知られています。周囲は天城の原生林であり、北側にはシラヌタの大杉、おばけ杉が茂っている。

この地名には、ヌタ場という意味合いがあると考えられていますが、池畔には動物の足跡も見られる。

この池は、20万年前まで火山活動を続けた天城火山が浸食の過程で地すべりが起こり、凹地が生まれ、そこに水がたまって池となったものだ。

川久保川上流部には感嘆符(!)のマークのような記号が付いた部分が地すべりの跡となっている。

この池の周辺には、モリアオガエルの卵が見られる時期がある。

この池は、静岡県の天然記念物に指定されていますが、林道途中の遊歩道入口からは急な斜面を下り、川久保川を渡る吊橋もある。

台風後には橋が破損することもあるので、入山前に東伊豆町役場に確認することが必要とのこと。

シラヌタ(不知沼)の池の心霊現象

シラヌタ(不知沼)の池の心霊現象は、

  • 誰もいない池から声が聞こえる
  • 不気味なうめき声が聞こえる
  • 無数の手が池が現れる

である。この場所は、モリアオガエルの生息地としても知られていますが、心霊スポットとしても有名。

テレビ番組『あなたの知らない世界』や『奇跡体験アンビリバボー』でも特集され、注目を集めるようになった。

ここの心霊スポットと呼ばれる理由は、第二次世界大戦中に日本兵3人が米軍捕虜16人を惨殺し、この池に捨てたという噂があるからだ。

また、米兵を殺害した日本兵3人も後にこの池に引きずり込まれて亡くなったとも云われている。

この話には確かな証拠はありませんが、似たような出来事があったのではと思わせるものもある。

この場所は、戦時中に中国人や朝鮮半島出身者が多く働いていたため、外国人労働者が何らかの事件に巻き込まれた可能性があるとされているのだ。

池のほとりには供養塔があると云われているが、実際には教育委員会が立てたシラヌタの池の記念碑ではなく、池の近くに積まれた石組みを指しているとされている。

この場所では、誰もいない池から「おーい」と呼ぶ声がする、夜には不気味なうめき声が聞こえるなどの心霊的なウワサが多々あるらしい。

夜な夜な不気味な声が聞こえるという話は有名であるが、池に近寄ると無数の手が現れて池の中に引きずり込まれてしまうという話も。

以上のことから、地元民も近寄らない呪われた池と呼ばれることも。

シラヌタ(不知沼)の池の場所・アクセス・地図

シラヌタ(不知沼)の池の住所 日本、〒413-0303 静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1553の1
交通アクセス 富士市から新東名高速道路/第二東海自動車道 経由で約1時間44分
最寄りのバス停 近くにバス停はない
最寄り駅 近くに駅はない

シラヌタ(不知沼)の池の地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

 

 

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。