山中湖畔にそびえるSPGハウス、その荒廃した建物には不気味な雰囲気が漂っているという。今回は、SPGハウス山中湖のウワサの心霊話を紹介する。
SPGハウス山中湖とは?
SPGハウス山中湖は山梨県南都留郡山中湖村にかつて存在した宿泊施設だった。
昭和50年(1975年)ごろに建てられ、切妻屋根の2階建て(一部3階建て)で全12室の客室を備えていた。
施設内にはテニスコート、麻雀ルーム、カラオケ、ビリヤード、プールなどもあり、湖での釣りスポットとしても知られていた。
興味深いことに、3階建ての建物であるが、なぜか部屋番号が5から始まっている。
平成元年(1989年)には「水上スポーツのメッカ」として紹介された。
また、別の建物が「SPGハウス山中湖」として紹介されており、こちらはイタリアン・トマトが経営する会員制リゾートハウスで、テニスやウインドサーフィン、パラセールなどが楽しめた。
この建物は現在は「専修大学富士山中湖セミナーハウス」として使われている。
三角屋根の建物は現在も残っており、かなりの経年劣化が見られるそうだ。
【廃墟探索】SPGハウス
— OTAMA (@OTAMA2) August 23, 2018
山梨県山中湖にあるペンションの跡地
テニスコートやプール、娯楽施設を備えたレジャー型宿泊施設だったようであるが、今はその面影はない。
鬱蒼とした草木に覆われ、道沿いからでは全容が把握できないほどである。 pic.twitter.com/48h1HEGRFr
SPGハウス山中湖の心霊現象
SPGハウス山中湖の心霊現象は、
- 悪霊がいる
である。まるでホラー映画のセットのように荒れ果て、いつお化けが出てもおかしくない雰囲気を醸し出している。
具体的な心霊現象は不明であるが、たくさんの悪霊がいるという話がある。
経年劣化による腐食が激しいため、いつ取り壊されてもおかしくない。
闇に蠢く SPGハウス山中湖の不気味な物語
ある深夜、D君とK子は探索の意欲に駆られ、荒れ果てたSPGハウス山中湖に足を踏み入れた。
建物の内部は年月の荒廃が色濃く残り、不気味な雰囲気に包まれていた。
佳奈の霊感が敏感に反応し、彼女の目は不安と緊張で充ち満ちている。
一方、D君は冷静な判断力を働かせ、周囲の状況を着実に把握しようとしていた。
その時、廃墟の奥深くから突如として聞こえてきたのは、不可思議な声の断片だった。
「去れ…」。その言葉が、まるで風に乗って耳元にささやかれるかのように響き渡った。
二人は驚きながらも、怖れを振り切り、探索を続ける決意を固めた。
廃墟の内部には、かつての面影が朽ちゆく姿を晒し、その中には忘れ去られた過去の名残や、怨念めいた空気が漂っているように感じられた。
そして、D君の前に突如として姿を現したのは、幽霊のような存在だった。
彼女の瞳は悲しみに濡れ、声は哀しげに響いた。「助けて…」
D君とK子は震える手で手を取り合い、建物から逃げるように後退した。
暗闇の中で響く心震える叫び声。それは、SPGハウス山中湖が抱える秘められた悲劇の一端にすぎなかった。
SPGハウス山中湖の場所・アクセス・地図
SPGハウス山中湖の住所 | 日本、〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野508−31 |
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交通アクセス | 山梨市から中央自動車道/西宮線 と 富士吉田線 経由で1時間8分 |
最寄りのバス停 | 慶応山荘前(徒歩1分)道志みち/国道413号 経由 |
最寄り駅 | 近くに駅はない |
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