本栖みち

本栖みちのカーブ手前(甲州いろは坂)は、神龍のように道路がくねくねとなっていることから別名「本栖ドラゴンロード」といい、天井雲海が見えることもあり観光地として人気がある。だが、一部では恐ろしい心霊体験をした者もいる。今回は、本栖みちのカーブ手前(甲州いろは坂)のウワサの心霊話を紹介する。

本栖みちのカーブ手前(甲州いろは坂)とは?

「甲州いろは坂」とは、下部温泉郷から本栖湖につながる国道300号(本栖みち)のことである。

この道は、峠を越える坂道が重なるために「甲州いろは坂」と呼ばれており、バイクや車の愛好家に人気のあるドライブコース。

このコースは、釜額(かまびたい)トンネルから中之倉トンネル出口までの約11kmにわたり、山々の間を縫うようなつづら折りの道が続いている。

中之倉トンネルを抜けると、一気に富士山が視界に広がる。

また、県道709号に曲がると、湖を背景に「千円札のモデル」となった富士山を眺めることができるスポットや、美しい紅葉が楽しめる「沸光山本栖寺」など、見どころが充実している。

この美しい景観を写真に収めるために、遠方から訪れる観光客も多く、展望台には無料の駐車場もあり、手軽に立ち寄ることができる。

国道300号沿いにある「しもべ」という道の駅は、お土産選びに最適な場所。

ここでは身延町の特産品である曙大豆の加工品や下部味噌などが販売されており、25畳の無料休憩室もある(食べ物の持ち込みもOK)。

さらに、そば処やバーベキュー場もあり、家族で楽しむことができます(バーベキューは別途料金がかかる)。

また、下部温泉郷には日帰り入浴ができる施設もたくさんあり、遊びや運転の疲れを癒すのに最適なスポットとして親しまれている。

本栖みちのカーブ手前(甲州いろは坂)の心霊現象

本栖みちのカーブ手前(甲州いろは坂)の心霊現象は、

  • 落ち武者の霊が出る

である。常葉川沿いの本栖みちにあるカーブ手前(甲州いろは坂)では、落ち武者の霊が出ると一部でウワサされている。

夜に現れるらしく、8時頃に見たという話がある。

青白く光っていたらしく、助手席に座っていた友人も見たという。

この場所を通った者の話では、車のナビの電源が落ちたという話も。

本栖みちカーブの武者霊 青白い光と凍る寒さの恐怖体験

その実態は想像以上に恐ろしいものである。

常葉川沿いの静かな本栖みちに潜むこの恐怖は、ある者の衝撃的な体験から明らかになった。

ある夜、闇が深まる頃になって、本栖みちのカーブ手前を通る車の中にいた者がいた。

彼は前からこの心霊現象のウワサを聞いていたが、まさか自分がその恐怖に巻き込まれるとは思ってもみなかった。

車は急にエンジン音を失い、ナビゲーションシステムの電源が突然切れた。薄闇の中、彼は不安に駆られながらもエンジンを再起動させようとするが、何度試してもうまくいかない。

暗闇が彼を包み込む中、周囲には何の音もない。ただ、川のせせらぎの音と、不気味に青白く光る何かが彼の目に映る。

その光は次第に形を成し、人の姿に似ていることが分かる。

しかし、それは透明で、武者のような鎧を身にまとっていた。

恐怖に脈動する心臓の音が耳を打ち、彼は目を凝らしてその存在を見つめる。武者の霊が青白い光を放ちながら、徐々に彼の車に近づいてくるのを目撃した。

助手席に座っていた友人もその光景を目撃し、2人は言葉を失って恐怖に凍りつく。武者の霊が近づくにつれて、周囲の気温が急速に下がっていくのを感じたという。

彼らの息が白く凍るような寒さが、その恐怖の瞬間を一層強調した。

彼らの周囲には、怨念が凝縮したかのような空気が漂っていた。

武者の霊は車の前に立ち止まり、虚ろな瞳で2人を見つめた。

その間、時間が止まったかのような錯覚に襲われる。そして突如、武者の霊は悲痛な叫びを上げるような形で消えてしまった。

彼らの車には再び電力が戻り、エンジンが唸りを上げる。

2人はその場から急いで立ち去り、その後もその恐ろしい出来事を決して忘れることはなかった。

それ以来、彼らは本栖みちのカーブ手前を通ることを避け、この心霊現象に遭遇しないように慎重に行動しているという。

この怖い出来事から分かるように、本栖みちのカーブ手前に潜む武者の霊は、ただの幽霊ではなく、何か未解決の怨念を抱えた存在のようだ。

その青白い光と凍るような寒さは、ただの都市伝説を遥かに超えた、本当の恐怖を告げるものだったのかもしれない。

本栖みちのカーブ手前(甲州いろは坂)の場所・アクセス・地図

本栖みちのカーブ手前(甲州いろは坂)の住所 日本、〒409-3104 山梨県南巨摩郡身延町中ノ倉
交通アクセス 山梨市から県道9号 経由で1時間9分
最寄りのバス停 本栖湖観光案内所(徒歩2時間15分)国道300号 経由
最寄り駅 市ノ瀬駅(徒歩1時間37分)国道300号 経由(車で9分)

本栖みちのカーブ手前(甲州いろは坂)の地図(Googleマップ)

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  • ハルシオン 2023年7月16日 at 9:33 PM on パチンコ新天地(廃パチンコ店)|ウワサの心霊話先月通りかかったら、どうやら解体が始まったのか建物が壊されていましたね。 昨年の春、深夜3時過ぎにこそっと忍び込んだことがあるのですが、30年近く前のパチスロが出入口に捨てられ無惨な姿になっているのを見てゾクッとしました。残されたままのイス、ぽつりと残されたドル箱、閉店直前から止まったままのカレンダー、いろんなものに寂しさを感じました。 オープン当時は経済としてのバブルは崩壊真っ只中でしたが、奇しくもこの頃は空前のパチスロブーム到来の時期でもありパチンコ業界にとってはバブル期でした。当時の道路交通事情がよく分からないのでなんとも言えませんが、今となってはこんな場所に客集まるのか?と疑ってしまうような無謀な立地に感じました。10年足らずで潰れてしまったことを考えても、案の定やはりこの「新天地」を選んだのは間違いだった、のかもしれませんね…。
  • にーと 2023年10月10日 at 1:49 PM on 亀石峠|ウワサの心霊話その少年、私の親戚の友人…かもしれないです。 遠い親戚なんですけど、話を聞くと「虫取りをしてくる」と4時くらいに言い、帰ってこなかったそうです。 ランニングシャツというのは、もしかしたら少年期によく着たタンクトップなのかもしれないです…
  • Shawn Barclay 2022年10月18日 at 2:35 PM on ヒートゥー島|ウワサの心霊話翻訳で申し訳ありませんが、神社がどのように乱れたかを知りたいです。 神社へのお供えは? 神社にはまだ提灯や龍の花瓶がありますか? ノロワ島に戻って神社の写真を撮ってもらえませんか? 可能であれば補償する(あなたのためのお金) そこに戻ることに懸念がある場合は、問題ありません。 お知らせ下さい。 Best Regards,
  • なな 2024年4月6日 at 12:46 PM on 海風洋館プルメーリア(プルメリア)|ウワサの心霊話心霊ユーチューバー オウマガドキ そこでも プルメリア紹介されてます。 女の霊がしっかり写ってました。怖すぎです

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