飯久保の天満宮は、富山県氷見市にある古くから崇敬されている神社である。だが、立ち入り禁止の看板があり、幽霊にまつわる話も絶たないという。今回は、飯久保の天満宮のウワサの心霊話を紹介する。
飯久保の天満宮とは?
天満宮は、富山県氷見市飯久保にある。
飯久保の産土神として古くから崇敬されており、寛文7年(1667年)3月の書上帳に見えている。
天正年間(1573年~1592年)の飯久保城主である狩野中務が尊崇したと伝えられる。
従前は、現在の集落の中心部に鎮座されていたが明治42年(1909年)3月社殿改築に当り、狭陯のため移転の許可を得て同年11月現地の静穏な丘に鎮座したものである。
大正8年(1919年)9月に拝殿が新築された昭和36年に参道の登り談がつくられ、その段数は142段で緩かである。
大正昭和から平成の今日に至るまで学問の神様として広く崇敬され参拝に訪れる者も多い。
飯久保の天満宮の心霊現象
飯久保の天満宮の心霊現象は、
- 女性の幽霊が出る
- 鳥居が2つから3つになり、見た者は呪われる
である。この神社は廃れているわけではないが、不思議なことに「立入禁止」という錆びついた看板が入口に掲げられており、人々の興味を引いている。
神秘的な雰囲気がただよい、幽霊神社として語られることもある。
ウワサによれば、「女性の幽霊が現れる」とか、「深夜になると鳥居が2つから3つに変わり、それを目にした者は呪われる」といった話が囁かれている。
この神社は頭川トンネルと一緒に、肝試しスポットとしても知られている。
飯久保の天満宮の怪異なる物語
飯久保の天満宮は、古びついたがまだ信仰されている神社だ。
しかし、不思議なことに「立入禁止」という錆びついた看板が入口に掲げられ、人々の興味を引く存在になっていた。
ある日、町の若者たちがこの神社に集まり、幽霊話に花を咲かせていた。
誰かが耳打ちした。
「ここでは女性の幽霊が出ると言われているんだ。」
話はどんどん広まり、ある夜、若者たちが勢ぞろいして神社を訪れた。
月明かりが神社を照らし、立ち並ぶ杉の木が不気味な影を落としている。
突如、誰かが尋ねた。
「本当に女性の幽霊が出るのか?」
その瞬間、ぞくりとした寒気が背中を這い上がった。見上げると、鳥居が2つから3つに変わっているのを見た者がいた。
彼の顔色が変わったのがわかった。
それ以降、彼は夜ごと同じ夢を見るようになった。
女性の姿が浮かび上がり、何かを囁いているのだ。
怖気を感じながらも、彼はその言葉を理解できなかった。
やがて彼の様子はおかしくなり、人々は心配になった。
ある日、彼はとうとうその言葉を理解し、呪われてしまったことを告白した。
それから間もなく、彼は街を去ってしまったのだ。
以後、彼の消息は知れなくなったが、人々は彼の話を口にすることはなかった。
飯久保の天満宮の場所・アクセス・地図
飯久保の天満宮の住所 | 日本、〒935-0112 富山県氷見市飯久保 |
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交通アクセス | 富山市から富山高岡バイパス/国道8号 経由で46分 |
最寄りのバス停 | 十三中学校前(徒歩1分)県道296号/県道76号 経由 |
最寄り駅 | 島尾駅(徒歩1時間33分)県道76号 経由(車で12分) |
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