城山トンネル

城山トンネル、その名が示す通り、富山県朝日町の地を貫く重要な国道8号の一部。だが、このトンネルには不可解な現象が絶えないという。白い服をまとった女性の霊が闇夜に立ち現れるという報告が相次いだという。今回は、城山トンネルのウワサの心霊話を紹介する。

城山トンネルとは?

城山トンネル(しろやまトンネル)は、富山県下新川郡朝日町にある国道8号のトンネルで、城山の下を通っている。

このトンネルは、高波のリスクのある海岸地帯や北陸本線(現・あいの風とやま鉄道線)の踏切を避けるために建設された。

建設は昭和38年(1963年)5月31日に着工し、昭和39年(1964年)2月15日に貫通。

同年11月25日には隣接する新笹川橋や横尾トンネルと共に開通し、富山県内の国道8号の全区間が開通しました。

最終的には昭和40年(1965年)11月30日に完成した。

トンネルの長さは1,310mで、幅は6.5m、高さは6.1m。

掘削方法としては、底設導坑先進 上部半断面が採用され、照明には蛍光灯や水銀灯が使用されている。

当初、トンネル建設には地下水が大量に出るなど地盤が悪い課題があったが、特別製の鉄製支保工や工夫を凝らした掘削方法が採用された。

城山トンネルの心霊現象

城山トンネルの心霊現象は、

  • 白い服の女性の霊が追いかけてくる

である。近くに存在している城山公園が関係しているのではないかと推測されているが、このトンネルでは、ずぶ濡れの女性が立っており、振り返ると消えたのを複数人が目撃している。

その他にも深夜にこのトンネルを走行していると、物凄いスピードで女性の霊が追いかけてきたという体験をした者もいる。

トンネルを抜けると、女性の霊はスーッと消えるという。

どのような思いで亡くなった女性の霊であるのか、詳細はなにも分かっていない。

その他にも作業中に亡くなった者の霊が出てきて事故で失った腕を探しているという話も。

白いドレスの呪縛- 城山トンネルの女性霊

深夜の城山トンネルは、いつもよりもいささか冷たく、静寂が辺りを支配していた。

太一と友人たちは、彼らが耳にした不気味な噂を確かめるべく、足早にトンネルを歩いていく。

やがて、彼らを迎えたのは、白いドレスをまとった女性の霊だった。

その瞳に宿るのは、生前の哀しみと疲れの色であり、彼女の唇は青白く冷たかった。

彼らが振り返ると、彼女はそっと姿を消していた。

それ以降、彼らは彼女の姿を何度も目撃。

時には霧の中に、時には暗闇の隅に立ち、ただ静かに彼らを見つめていたのだ。

彼女の存在は、不気味でありながら、何故か安心感も与えてくれた。

太一は、彼女が何者か、何故ここにいるのかを知るべく、彼女に話しかけることを決めた。

ある晩、彼は一人でトンネルに足を踏み入れた。

彼女が姿を現すのを待ち、優しく尋ねた。

「なぜここにいるんですか?」

彼女はゆっくりと頷いた。そして、悲しい微笑みを浮かべながら、言葉を紡いだ。

「私は…ここで何かを探しているのです。」

彼女の物語は、やがて明らかになった。

彼女は生前、この場所で大切なものを失い、その魂は今もなお、その痛みとともに彷徨っていたのである。

太一は、彼女のために何かを成すことができるのか。

彼女を救い出す手助けはあるのだろうか…。

城山トンネルの場所・アクセス・地図

城山トンネルの住所 日本、富山県下新川郡朝日町
交通アクセス 富山市から北陸自動車道 経由で49分
最寄りのバス停 下町(徒歩21分)県道102号 と 国道8号 経由
最寄り駅 泊駅(徒歩37分)県道102号 と 国道8号 経由(車で5分)

城山トンネルの地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。