富山県と石川県を隔てる内山峠。峠の頂にそびえ立つスノーシェルターには、不気味な現象が漂うというウワサが立ち込めているという。今回は、内山峠スノーシェルターのウワサの心霊話を紹介する。
内山峠スノーシェルターとは?
内山峠(うちやまとうげ)は、富山県小矢部市内山と石川県金沢市中尾町の境にある峠。
江戸時代には内山越えとして利用され、加賀国の吉原(現在の金沢市森本)から出発し、鳴瀬で左に進み、今泉から中尾町を経由して越中に向かう経路とされていた。
途中、松根城址の山麓を通過する。
トンネルのように見えるが、峠の頂上にはスノーシェルターが設置されている。
国道359号・内山峠スノーシェルターを越えて石川県へ
— のこのこ屋 (@PCR_Ho) April 21, 2021
中はちょっとテレタビーズっぽい pic.twitter.com/v7GPlzfwtE
津幡町の道の特徴と注意点
金沢方面への道は勾配が急で、かなりキツいらしい。
R212沿いの工場の横にある池にも、もしかしたら何か出るかもしれないとのこと。
道はくねくねと急な坂なので、注意が必要。
琴町という場所では、杉林の上に民家がある。
枝垂れ桜が見える平坦な道を少し進むと、津幡町仮生から伸びてきたR212に合流し、津幡町市街地に向かう。
内山峠スノーシェルターの心霊現象
内山峠スノーシェルターの心霊現象は、
- 内山峠全体に霊が溢れ、スノーシェルターまで霊が出る
である。県境にもなっており、熊や猪まで出るという話もある。
具体的な体験談はないが、落ち武者の霊が出るのではないかというウワサもあり、さまざまな霊が出るのではないかと推測されている。
近くに住んでいる地元民の話では、猪や狸が頻繁に出ることが多い場所らしく、心霊スポットという認識は薄いようだ。
7月5日夜、金沢市中尾町、内山峠スノーシェルター手前の国道359号線沿いで熊が目撃されました。
— ぺんころりん (@pencorocororin) July 6, 2023
熊と遭遇してしまったときには、
・慌てて逃げ出さない
・熊を驚かせない
など冷静になることが大切です。
2023/07/05 19:00頃 石川県金沢市中尾町 #クマが出た #金沢市 pic.twitter.com/8DfPrywY8m
内山峠の呪われたスノーシェルター
津幡町に位置する内山峠。
彼岸花が咲き乱れ、古びたスノーシェルターが寂然と佇んでいた。
しかし、この美しい風景の奥には恐るべき秘密が隠されていた。
ある日、地元の若者たちが峠へと足を踏み入れた。
彼らはウワサに聞く心霊現象を目の当たりにしようとしたのだ。
夜が更け、峠全体に重苦しい空気が漂い始めた。
スノーシェルターに辿り着くと、窓からは薄い霧が立ち込めていた。
彼らは不安げに中に足を踏み入れた。
すると、ふとした瞬間に聞こえる女性のささやきが耳に届いた。
部屋の隅で影が揺れているような気配を感じた若者たちは、恐ろしさに震えた。
「ここは… 死者たちの住まいなのか?」と、彼らは震えながら問いかけた。
しかし、ただの囁き声が返ってくるだけで、何者かの姿は見えなかった。
突如、外で何かが物音を立てた。
彼らは一瞬でシェルターを飛び出し、外に出た途端、目に飛び込んできたのは闇に紛れる巨大な影だった。
彼らは恐怖に震えながら峠を後にし、汗だくになりながら逃げ帰った。
それ以後、内山峠は彼らにとって呪われた場所となり、二度と足を踏み入れることはなかった。
地元の者たちも、猪や狸が頻繁に出ることで有名だが、心霊現象の噂はあまり知らないようだ。
彼らは知らぬが、峠はそれ自体が歴史の闇に彩られた、不気味な場所であったのである。
国道359号・内山峠!
— のこのこ屋 (@PCR_Ho) November 6, 2022
スノーシェルターかっこいい pic.twitter.com/qWQN5EYiSM
内山峠の呪われたスノーシェルターの場所・アクセス・地図
内山峠の呪われたスノーシェルターの住所 | 日本、〒932-0863 富山県小矢部市内山 |
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交通アクセス | 富山市から北陸自動車道 経由で51分 |
最寄りのバス停 | 近くにバス停はない |
最寄り駅 | 水森本駅(徒歩2時間54分)県道213号 経由(車で17分) |
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