鏡渡橋

鏡渡橋は、鶴川に架かる橋であるが、投身自殺を防止するためにフェンスが高く設置され、心霊スポットとして知られている。今回は、鏡渡橋のウワサの心霊話を紹介する。

鏡渡橋とは?

鏡渡橋は、山梨県上野原市上野原にある橋である。

県道33号線、すぐ近く(東詰の道路際)には、芭蕉句碑が立っている。

句碑の履歴ははっきりしていないが、天保年間(1830ー43)八米部落の人々が建立したもので、土中に埋まっていたものを昭和42年(1967年)に県道33号線拡幅工事の際に復元したものらしい。

鏡渡橋は昔は投身自殺をする者が多くいたらしく、防止の為に高い金網が設置され景観が悪くなっているという。

鏡渡橋の心霊現象

鏡渡橋の心霊現象は、

  • 自殺者の霊が出る

である。最も有名な話が、夜に橋の上で車を停めて耳をすましていると、周囲からザワザワザワと何者かに取り囲まれてしまうという。

この橋から投身自殺をする者が多くいたことから、自殺者の霊が彷徨っているのではないかと推測されている。

集団の霊が襲いにくることから、たちの悪い悪霊ではないかとされており、同じ目に遭わせたいと考えこのような行動をしているのかもしれない。

人影が見えたという話や、うめき声が聞こえたという話など、さまざま心霊体験をしている者がいるようだ。

この場所を通るだけで何者かの気配を感じることから、夜遅くにこの道を避けた方がいいかもしれない。

鏡渡橋の場所・アクセス・地図

鏡渡橋の住所 日本、〒409-0112 山梨県上野原市上野原6874
交通アクセス 山梨市から中央自動車道 経由で56分
最寄りのバス停 鏡渡橋(徒歩1分)県道33号 経由
最寄り駅 上野原駅(徒歩55分)旧甲州街道 経由(車で11分)

鏡渡橋の地図(Googleマップ)

本記事は、「心霊現象の考察」シリーズの思想を踏まえて執筆している。
幽霊の存在を断定するのではなく、人間の認識や記憶、土地や出来事がどのように「心霊」という物語として語られてきたのか、という視点から整理を行っている。

なお、本サイト内には執筆時期の異なる記事が混在しており、すべての記事が同一の考察軸で統一されているわけではない。
現在、順次リライトを進めながら、心霊スポット記事を本シリーズの思想に沿った形へ更新している段階である。

最新の記事および更新済みの記事については、本考察シリーズを基準とした構成・文体で執筆している。
考察全体の方向性や思想については、総合目次ページを参照されたい。

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