旧御坂トンネル

旧御坂トンネル(御坂隧道)は、観光名所として知られている一方で、工事に36万人が動員されたことから作業員の霊や、その他さまざまな霊が目撃されているという。今回は、旧御坂トンネル(御坂隧道)のウワサの心霊話を紹介する。

旧御坂トンネル(御坂隧道)とは?

旧御坂トンネルは、河口湖の湖畔を走る国道137号線から御坂町方面に向かって進むと見つけることができる。

トンネルの入り口に立つと、右手に旧道「御坂みち」があり、「天下茶屋」へ向かうことが可能。

ここからは素晴らしい富士山と河口湖の景色を望むことができる。

天下茶屋は、作家太宰治が「富岳百景」を執筆するために滞在した場所としても知られ、観光名所として多くの人々が訪れている。

旧御坂トンネルは、かつて旧国道8号線(現在の県道河口湖御坂峠)として建設された。

工事は昭和5年(1932年)10月に始まり、翌年11月に完成。

全長396メートル、幅員6メートル、高さ4メートルのこのトンネルは、完成後昭和6年(1931年)に開通した。

工事は非常に大規模で、延べ36万人以上の労働者が動員されたと云われている。

トンネルの暗闇の中で、労働者たちは歌を歌いながらセメントを練り、一心に工事に取り組んだそだ。

その歴史的な価値から、平成9年(1997年)に登録有形文化財に指定された。

旧御坂トンネルは、観光地としても有名ですが、心霊スポットとしても知られている。

旧御坂トンネル(御坂隧道)の心霊現象

旧御坂トンネル(御坂隧道)の心霊現象は、

  • 僧侶の霊が出る
  • 首無しライダーが出る
  • 馬の霊が出る
  • 白装束の女性の霊が出る
  • 作業員の霊が出る
  • 事故死した霊が出る

など様々ある。旧御坂トンネル周辺には、太宰治の小説「富嶽百景」の舞台となった天下茶屋があり、素晴らしい絶景が楽しめるため、昼間は観光客で賑わっている。

しかし、このトンネルは心霊現象の目撃例も多く、バイクの事故が多発していたことから、首無しライダーや馬の霊、僧侶や白装束の女性霊などが見られたと云われている。

さらに、トンネルの掘削時に亡くなった作業員の霊も出るとされている。

トンネル内での霊現象は様々で、特に有名なのが「三角帽子を被った僧侶の霊」という具体的な情報である。

他にもトンネル内に進入した車の台数が変わってしまうという不思議な現象も伝えられている。

また、トンネルの入り口では若い女性の霊が手招きをしているという話もある。

夜には灯りがないため真っ暗で、霧が立ち込めることもあるらしく不気味な雰囲気であるという。

このトンネルはバイク事故が多く、事故死者の幽霊も出現するとされている。

しかし、一番有名なのは、僧侶の幽霊であり、その出現原因については謎のままである。

新しいトンネルが開通した後も、旧御坂トンネルは富士山を見る絶景スポットとして観光名所としても有名だ。

昔の心霊スポットとして知られる一方で、美しい景色を楽しむ場所としても愛されている。

恐怖の旧御坂トンネル探検

友達と秋の台風直撃の遊びの話。私たちは勇気を振り絞って旧御坂トンネルに足を踏み入れることにした。

山道を進む途中、薄暗い脇道から恐る恐る峠に足を踏み入れた。

暗闇に包まれる中、不気味な気配が漂い始めた。

道を進むと、突然鹿が姿を現し、私たちをトンネルに誘うかのように見つめているかのようだった。

とうとうトンネルに到着し、中は静寂に包まれていた。

地面はなめらかで走りやすかったが、帰り道は同じ道を戻るしかないことに不安を感じた。

帰る途中、突然ドアや窓が開かなくなる奇妙な出来事が起こり、焦りながらもなんとかトンネルから脱出し、コンビニで落ち着いた。

解散した後、友達を送り届けて自宅の駐車場に車を停めた。

エンジンを切ると同時に、女性の掠れたうめき声が「ヴぅぅぅぅ」と耳に響いた。

恐怖が私の背筋を這い上がり、一瞬の間に心を打ち震わせたのである。

旧御坂トンネル(御坂隧道)の場所・アクセス・地図

旧御坂トンネル(御坂隧道)の住所 日本、〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口
交通アクセス 山梨市から御坂みち 経由で約39分
最寄りのバス停 天下茶屋(徒歩2分)御坂みち/県道708号 経由
最寄り駅 月江寺駅(徒歩3時間25分)御坂みち 経由(車で24分)

旧御坂トンネル(御坂隧道)の地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

 

 

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