鈴鹿海軍工廠関防空工場は、三重県の疎開軍需工場跡であるが、一部では心霊スポットとして知られている。今回は、鈴鹿海軍工廠関防空工場のウワサの心霊話を紹介する。
鈴鹿海軍工廠関防空工場とは?
鈴鹿海軍工廠関防空工場は、三重県亀山市関町新所にある疎開軍需工場跡。
市街地の空襲により、昭和20年(1945年)1月に5ヵ所に分散させて疎開することになり、うち1つがこの場所である。
隧道の総数は14本あり、11本が一般道から確認することができる。
そのうち7本は、反対側に貫通しているという情報も。
ここでは、戦闘機等に載せる機銃などを生産していたようだ。
なんでも14本の地下壕のうち2本の壕で機銃を生産し、他の2本の壕では火工部の施盤が設置されている。
中に入ることは不可能だが、戦後70年以上経った今でも戦争遺跡の1つである。
現在、周りではテニスをする者やランニングや散歩などで賑わっている。観音山テニスコートの北東には地下壕への入口が点在している。
鈴鹿海軍工廠関防空工場 見学してきました!
— 小径車で行く近代化遺跡の旅 (@kazee4k) May 4, 2016
タチソと比べると規模大きい!・・貫通してる! pic.twitter.com/18Xa9DKBsh
鈴鹿海軍工廠関防空工場の心霊現象
鈴鹿海軍工廠関防空工場の心霊現象は、
- 兵隊の霊が出る
である。終戦直前に物資不足や労働力不足になったが、地下工場建設の際には朝鮮人労働者が多く動員され、劣悪の環境の中で事故死した者も多くいたというウワサである。
付近には幾つか地下水槽跡があり、戦後に子供が水槽の中に転落して死亡したという事件があったそうだ。
この付近では兵隊の霊が出ると云われており、心霊スポットとして知られている。
入口付近ではひんやりとした空気が漂い、外から見ていても別世界に居るかのような雰囲気である。
夜中に行くと恐怖で長居することができないという。
コンクリートで固められ、入口は鉄格子でガードされているため侵入は不可である。内部もコンクリートで覆われ、ゴミで散乱している場所も。
鈴鹿海軍工廠関防空工場の場所・アクセス・地図
鈴鹿海軍工廠関防空工場の住所 | 〒519-1111 三重県亀山市関町新所1516 |
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交通アクセス | 津市から伊勢自動車道 経由で26分 |
最寄りのバス停 | 西の追分(徒歩8分)国道1号/国道25号 経由 |
最寄り駅 | 関駅(徒歩24分)県道11号 経由 |
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