ホテルマドンナ

加賀市に佇む廃墟、ホテルマドンナ。その壁には昭和の名残が落書きされ、広がる草木が自然の力を感じさせる。だが、この荒れた建物には何らかの心霊現象が潜んでいるという。今回は、ホテルマドンナのウワサの心霊話を紹介する。

ホテルマドンナとは?

石川県加賀市に位置するホテルマドンナは、かつてのラブホテル跡で、国道8号線沿いにある。

この建物は、昭和のホテルで、昭和43年(1968年)に既に存在していた。

以前は別の名前であったが、アメリカでマドンナが人気歌手になった事を境にホテル名を変更したらしく、昭和58年(1983年)以降ではないかと推測されている。

2階建てで、1階がガレージで、2階が客室になっている。

エアシューターを備えた施設だったが、平成21年(2009年)にはかなり傷んでおり、平成12年以前(2000年以前)に閉鎖されたものと考えられている。

近年も、建物はまだ残っていて、敷地は草木に覆われている。

建物内にはいたるところに落書きがあり、足場も悪いことから注意が必要である。

ガレージや部屋の中にも草が生い茂り、自然が戻りつつある状態とのこと。

中央の通路は、施設からの排水によって川のようになっているらしい。

ホテルマドンナの心霊現象

ホテルマドンナの心霊現象は、

  • 詳細不明の霊が出る

である。国道8号線に面した熊坂町に位置するラブホテルは、モーテルタイプの廃墟である。

1968年ごろから存在していましたが、2008年6月のカレンダーが止まっているため、閉鎖はそれ以前に起きたと推測されている。

このホテルでは、霊が出るというウワサが営業当時から囁かれていたらしい。

具体的な霊が出る号室は不明だが、過去に何らかの事件があった可能性もうわさされているという。

廃ホテルの幽霊

町の片隅にそびえる廃墟、ホテルマドンナ。

その存在は時間が止まったような錯覚を覚えさせる古びた建物だった。

熊坂町の住人たちは皆が知っていながら、口には出さない、ある種のタブーとも言える場所なのかもしれない。

ある日、タクヤという少年が友人たちと話している時、ホテルマドンナにまつわるウワサについて聞かされた。

その建物で霊が見えたり、何か事件があったのではないかと囁かれているというのだ。

このウワサが気になったタクヤは友人たちを引き連れ、その廃墟を訪れることに決めた。

彼らが足を踏み入れたその瞬間、建物はまるで昔の面影を思わせた。

壁には日付が刻まれたカレンダーが、2008年の6月までズラリと並んでいた。

しかし、どこか朽ち果てた様子が、そのカレンダーの数字にはっきりと表れていた。

友人たちと廃墟の中を進む中、ふとした瞬間に彼らは何かを感じ取った。

声が聞こえたような気がし、それが建物内からのものかどうかを確かめるべく静寂に身を凝らした。

そして、タクヤが言った。

「聞こえた…誰かがいるみたい」

彼らの友情と勇気を試すかのように、何者かの気配が近づいてくるような感覚に襲われた。

その時、友人たちは怖気づき、一目散にその場を逃げ出した。

その後、ホテルマドンナの話題はタブーとなり、語られることはなくなった。

しかし、その日の出来事はタクヤと友人たちの記憶に残り、ホテルマドンナの謎は未だに解かれることはなかった。

ホテルマドンナの場所・アクセス・地図

ホテルマドンナの住所 日本、〒922-0842 石川県加賀市熊坂町ヒ38
交通アクセス 金沢市から北陸自動車道 経由で50分
最寄りのバス停 大聖寺実業高校前(徒歩37分)国道8号 経由
最寄り駅 大聖寺駅(徒歩49分)国道8号 経由

ホテルマドンナの地図(Googleマップ)

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