新潟県柏崎市にある地蔵温泉泰平の湯は、かつては木造の1軒宿として静かな場所に佇んでいた。しかし、閉館してからというもの不気味な心霊現象も伝えられているという。今回は、地蔵温泉のウワサの心霊話を紹介する。

地蔵温泉とは？

地蔵温泉泰平の湯は、新潟県柏崎市に位置する温泉施設である。

柏崎（西山）と長岡を結ぶ県道23号線にある地蔵トンネルの西山側入り口に、かつて地蔵温泉があった。

この温泉は、木造の1軒宿で、周囲には何もない静かな場所に存在していた。

主にビジネス客を対象にしていたが、立ち寄り入浴もできるようで、利用者もそれなりにいたようだ。

木造の2階建てで、昭和45年頃（1970年頃）に開業。

しかし、平成19年（2007年）の中越沖地震の影響で一時休業し、平成20年（2008年）に「泰平の湯」としてリニューアルオープンしたが、その後、平成22年（2010年）頃に閉館し、その後廃業したようである。

平成18年（2006年）に新しい地蔵トンネルが開通すると、旧地蔵トンネル沿いの地蔵温泉は取り残されることになった。

そして、現在では湿気による劣化が進んだ建物が残り、付近には八角堂のような建物も見られる。

建物は草木に覆われ、休業中の看板が残されている寂しい光景である。

この地域は廃墟のような風景が広がり、特に旅館の横にある薬師堂も荒れ果てている。

ちなみに、地蔵温泉は冷鉱泉で、源泉は硫黄を含んでいるそうだ。

廃墟と化した温泉を見るのは悲しいものかもしれない。

新潟心霊スポット

NO.60 地蔵温泉

地蔵トンネルは片側交通で道は狭く老朽化も進んでいたため2006年に閉鎖され新地蔵トンネルが開通されました。そのさいに旧トンネルの近くにあった地蔵温泉は取り残される形になりました。

「泰平の湯」とリニューアルをしましたが廃墟となってしまいました。 pic.twitter.com/ZFb0KaDyD4

— 👻🕯SAYA🐧👻🦅👑💎 (@SayaJapaspi_lov) March 21, 2023

地蔵温泉の心霊現象

地蔵温泉の心霊現象は、

• 白い服の髪の長い女性の霊が出る
• ドアが勝手に閉まる
• 何者かの声が録音される

である。地蔵温泉では、恐ろしい心霊現象が数多く報告されている。

老朽化が進んだ地蔵トンネルの閉鎖により、この場所は静寂と不気味さに包まれ、交通の便が悪化した。

客足も遠のき、その結果、この不気味な場所での出来事はますます神秘的になっている。

深夜に心霊スポットを巡る者たちは、白い服を着た髪の長い女性の霊を目撃している。

彼女の姿は、暗闇に浮かび上がる死者の影のように、不気味で恐ろしいものであるという。

また、二階の部屋（1号室）では、ドアが勝手に閉まるという不気味な現象が頻繁に発生しているらしい。

誰かの存在を感じながら、その背後に何かが潜んでいるかのような恐怖が、部屋全体を支配しているのである。

そして、動画撮影を試みると、不気味な低い声が記録されることがある。

その声は、この世とあの世の境界線を越えて聞こえるようであり、観る者全てに恐怖の戦慄をもたらす。

地蔵温泉は、その恐ろしい心霊現象で知られる場所として、勇気ある者たちの好奇心を引きつけ続けているのである。

地蔵温泉の闇に潜む死者の影

深夜の暗闇が、彼らのドライブを不気味なものに染めていた。

四人の男たちは、興奮と同時に不安を感じながらも、柏崎の地蔵温泉へと向かっていたのである。

しかし、彼らの冒険は、恐怖と死の影に包まれることになった。

道を進むにつれ、車内に漂う沈黙は、不気味な重みと共に増す。

一人の男が、左肩に異様な重さを感じ始めたのである。

それはただの不快感ではなく、まるで何かがその肩にそっと手を置いているような錯覚。

次にやってきたのは、彼の胃を掴むような激しい痛みだった。

彼の内臓はまるで何かに握りつぶされるような感覚に襲われたのである。

それでも彼らは、恐怖に怯えながらも、その場所へ向かうことをやめなかった。

地蔵温泉に到着すると、廃墟と化した建物の中で、唯一光を放つ部屋があった。

それは他の部屋とは異なり、青白い光が何かを示しているように感じた。

男たちは車から降り、その光景を見つめた。

すると、そこには白い服をまとった女性が立っていた。

彼女の目は闇に溶け込み、その姿は恐ろしいほどの静けがあった。

彼らが呆然と見つめる中、女性はゆっくりと動き出す。

彼女の足取りは滑らかで、まるで地面に触れずに浮いているかのようだった。

彼女は壁に吸い込まれるようにして消えていった。

それはただの幻覚ではなく、死の淵から現れた何かが彼らを脅かしたのである。

地蔵温泉の場所・アクセス・地図

地蔵温泉の地図（Googleマップ）