大崩海岸

東海道鉄道が行っていた大崩海岸のトンネル工事で落盤事故が発生し、12人が亡くなった。この事故が大崩海岸の心霊スポットとなっており、トンネル内で多くの人の呻き声が聞こえたとされている。また、黄色い車にまつわる話や女性の霊の出現など、多くの心霊現象が伝えられている。今回は、大崩海岸のウワサの心霊話を紹介する。

大崩海岸とは?

大崩海岸は、静岡県の駿河市から焼津市にかけて伸びる駿河湾の海岸沿いにある断崖の海岸。

この海岸は約4キロメートルもあり、天気が良い日には富士山も見えるため、景勝地としても有名である。

ただし、高草山に面しているため、場所によっては断崖の高さが約300メートルにもなります。波が激しい場所もあるため、心霊スポットだけでなく危険な場所としても知られている。

大崩海岸の名前は、崩落が多い海岸からきているとされている。かつては「東海の親不知」と呼ばれていたが、平均傾斜が約40度で海食崖になっているため、「親不知」と呼ばれるようになったと云われている。

しかし、豪雨が降ると崩落が多発するため、今は「大崩海岸」と呼ばれるようになった。現在でも崩落が多い場所であるため、行く際には注意が必要。

大崩海岸は、過去にトンネル工事中の大きな事故が発生したこともあり、崩落事故が頻繁に起きている。

また、崩落を避けて通る道でも交通事故や転落事故が多発していることでも有名。

これらの事故は、霊の仕業とも言われていますが、カーブが多い道路や信号がないこと、スピードを出してしまう人が多いこと、脇見運転が原因のことが多いとされている。

したがって、この海岸に行く際には、安全に配慮して行動するように。

静岡市内へのアクセスには大崩海岸の地滑りにより長期間通行止めとなり、住民たちは迂回せざるを得ない状況に陥った。

県は新しいトンネルを整備し、2017年に開通させた。このトンネルは新しく、長さは905メートルですが、心霊現象は起こっていない。

この新道になる前、浜当目トンネルがあったため、旧道は廃道となった。

廃道は台風による地滑りが原因で通行止めとなり、復旧作業が行われたが、1934年に災害で閉鎖されている。

廃道にはフェンスが設置され、立ち入りができないが、ゲートが簡易的なフェンスになるため、侵入する人も。

廃道は危険なので、侵入しないように。廃墟マニアに人気がある廃墟郡があり、大崩海岸の断崖に建てられた建物が多く残っている。

建物のほとんどは崩壊しているため、中に入ることはできないが、屋根だけが残っている建物もある。

廃墟郡には心霊現象が起きるホテル絶景館•月見荘もある。このホテルは、昭和30年代に建設され、交通量が多かったが地盤沈下が多いため客足が離れていったと考えられている。

大崩海岸には海上橋があり、慰霊碑が安置されている。この慰霊碑は、かつて起きた大崩落事故に巻き込まれた方々のために建てられた。

東海道鉄道の大崩海岸トンネル工事とその後の崩落事故

東海道鉄道が行っていた大崩海岸のトンネル工事があった。この工事には、東京方面の石部トンネルと神戸方面の磯浜トンネルが含まれている。

しかし、この工事は難航し、落盤事故が発生。この事故で12人が亡くなった。

この落盤事故が大崩海岸の心霊スポットとなった原因とされている。

多くの人の呻き声が聞こえたと伝えられ、現在のトンネル内の心霊現象の原因と考えられている。

石部第五洞門では、昭和46年7月5日に崩落事故が発生した。

当時、震度1の地震が起こったことから、原因は地震だと考えられている。

この事故で約50メートルの長さが破壊された。この事故では、乗用車も巻き込まれ、運転手が亡くなった。

当時最大の崩落事故であり、現在でも崩落が進んでいる状態にある。

石部トンネルは、昭和23年に台風の影響で大半が大破し、廃トンネルになった。

しかし、崩落が続いており、現在も危険な状態にある。このため、土砂を積み上げて封鎖されている。今後も、台風の影響などで崩落が進む可能性が高いと考えられる。

石部トンネルには中に入ることができる場所があり、多くの人が訪れている。

しかし、中には土砂が積み込まれているため、崩落の危険性が非常に高い場所になっている。そのため、立ち入り禁止である。

立ち入ると事故に巻き込まれ、命を落とす可能性があるため、勝手に入らないように。

大崩海岸の心霊現象

大崩海岸の心霊現象は、

  • 黄色い車で走行すると事故に巻き込まれる
  • 深夜にうめき声が聞こえる
  • 女性の霊が現れる
  • 壁から白い手が伸びて押される

である。大崩海岸は、黄色い車にまつわる話で有名。土砂崩れに巻き込まれた黄色い車に乗っていた人は助けられず、車の撤去作業にも事故が起こる現象があったとされている。

また、近くを黄色い車で走ると呪われた車として知られ、事故に巻き込まれるというウワサがあるという。

だが、現在は爆破作業によって撤去されたため、黄色い車は見られない。

大崩海岸にあるトンネルは、かつて大事故が起きた場所で、その事故で亡くなった方々の霊が呻き声が聞こえると云われている。

肝試しで訪れる場所ではないらしい。

また、タクシーの運転手が体験した女性の霊が現れる話も。

この女性は、昔、大崩海岸で起きたトラックの横転事故の被害者だと云われている。

女性の霊は、しっかりと供養されたため、現在は出なくなったと云われているが詳細は不明。

近くの小浜海岸にあるホテルは、廃墟となっており、内部は荒れ果てている。

ここでは殺人事件が発生し、犯人は自殺を図ったとされている。

廃ホテルは怪奇現象の絶えない場所となっていて、肝試しに向かう場合には足元にも注意が必要。

また、大崩海岸では、白い手が車を海に突き落とすという話もあり、交通事故の原因になっている。

特に遊び半分で通る車に対しては強く押されてしまうと云われているため、注意が必要だ。

大崩海岸の崩落事故と心霊現象の原因とは?

県道416号線は大崩海岸に通じる道で、交通アクセスが良いことが知られていますが、地元の人々も運転に注意している場所。

この道路は見通しが悪く、連続カーブが続いているため、雨の日などにはスリップしてしまう可能性がある。

歩道はないため、歩行者も通ることができますが、突然人が出てくることもあるため、サイクリストやドライバーはゆっくりと走ることが必要である。

大崩海岸は、崩落事故が多発しており、多くの人々の命が奪われている。

この場所はかつて海底火山だったため、表面が非常にもろく、火成岩が積み重なってできているという。

そのため、手でも簡単に岩が取れてしまい、何度も落石や落盤が起きている。

過去にはこの地域で開発計画が進められていましたが、事故が多発したため、現在では開発が中止されている。

この大崩海岸は、交通事故や投身自殺が急増している場所でもある。

海が広がっているため、遺体が見つかりづらく、高さも充分あるため、自殺スポットとしても有名。

このため、慰霊碑が建てられ、多くの犠牲者の霊が集まっている。

この慰霊碑にも不思議な心霊現象が起きると云われている。

このような状況のため、大崩海岸での崩落事故が多発している。

これらの事故によって多くの人々が命を落としており、現在でも悲しい過去として受け継がれているらしい。

大崩海岸で起こる心霊現象も、崩落事故による霊と考えられている。

大崩海岸の場所・アクセス・地図

大崩海岸の住所 〒421-0123 静岡県静岡市駿河区石部
交通アクセス 富士市から東名高速道路 経由で50分
最寄りのバス停 用宗駅前(徒歩44分)用宗街道/県道416号 経由
最寄り駅 用宗駅(徒歩44分)用宗街道/県道416号 経由

大崩海岸の地図(Googleマップ)


 

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。