中永隧道

新潟県にそびえる中永隧道は、ただの古い道路として見られることもあるが、その暗いトンネルには恐るべき秘密が潜んでいるという。今回は、中永隧道のウワサの心霊話を紹介する。

中永隧道とは?

新潟県に位置する中永隧道(旧国道352号線、旧中永峠)は、長岡市と出雲崎町の境にある旧国道352号の経路。

この道路の建設は大正12年(1923年)に開始され、昭和9年(1934年)までにトンネル以外のほぼ全区間が完成したが、資金不足などの理由で一時中断されれた。

戦後の昭和25年(1950年)に再開され、昭和29年(1954年)に開通。

中永隧道の全長は340メートルで、幅は4.7メートルある。

しかし、平成13年(2001年)3月に現在の中永トンネル(1879メートルの延長)が完成し、中永隧道の役割は終了した。

このトンネルの近くには、長岡市中永に廃旅館が残っている。

出雲町側(西側)の坑口は草木に覆われ、トンネルの左部分はレンガ風に積み上げられている。

一方、旧三島町側(東側)の坑口はバリケードで封鎖され、中永雪覆工を抜けた先に坑口があり、フェンスで封鎖されている。

中永隧道の心霊現象

中永隧道の心霊現象は、

  • 何者かの声が聞こえる
  • 何者かの足音が聞こえる
  • 訪問者を拒む現象が起こる

である。新潟県の旧中永トンネルでは、複数人の話し声が幽かに聞こえ、深夜には不気味な足音が響くというウワサが絶えない。

このトンネルは壁が崩れ、水たまりが多く、先へ進むのが危険だとされている。

また、トンネル内には謎の箱が落ちていたという話もある。

ある人が夜中にこのトンネルを訪れ、出口付近で複数の声を聞き、急いで引き返そうとしたところ、突然激しい突風が吹き始めた。

その風はまるで、「早く出ていけ!」と警告しているかのようで、晴れていたはずの空が一瞬で暗雲に包まれ、大雨と嵐が襲い掛かった。

その時、彼は恐怖に襲われたという。

中永隧道の心霊体験

山田と佐藤は、新潟の郊外を車で走りながら、不気味な雰囲気に包まれた話題に興じていた。

山田「ねえ、今夜は中永隧道に行こうよ。心霊現象があるって聞いたし、ちょっと怖い話が好きだからさ。」

佐藤「え、そんなところに…行くの?」

山田「大丈夫だよ、一緒に行けば怖くないさ。それに、本当に幽霊が出るかどうか確かめたいじゃない?」

佐藤は迷いながらも、山田の誘いに乗ることにした。

二人は夜の暗闇に包まれた中、中永隧道へと向かった。

到着すると、古びたトンネルが不気味な姿を現した。

月の光が僅かに差し込む中、トンネルの入り口に立つ二人。

山田「ねえ、あのトンネルの中、怖くない?」

佐藤「ううん、大丈夫かな…」

山田「でも、この暗いトンネルの中で、なんだか心霊現象が起きそうな雰囲気がするよね。」

佐藤は心の奥底からの不安を感じ、トンネルへの入り口に一歩を踏み出す。

トンネルの中は薄暗い光が途切れ途切れに差し込み、不気味な影が壁に映し出される。

山田「ねえ、あれは…?」

佐藤「なにかの影…?」

突然、トンネル内に聞き慣れない声が響き始める。

声「出ていけ…出ていけ…」

山田「え、なんだこれ…?」

佐藤「こわい…!」

二人は恐怖に震えながらも、トンネルの奥へ進む。

その先には悪夢のような光景が、彼らを待ち受けていたのである。

中永隧道の場所・アクセス・地図

中永隧道の住所 日本、〒940-2324 新潟県長岡市中永
交通アクセス 新潟市から北陸自動車道 経由で1時間11分
最寄りのバス停 長岡北(徒歩2時間46分)県道69号 経由(車で26分)
最寄り駅 出雲崎駅(徒歩50分)国道352号 経由(車で11分)

中永隧道の地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

狐憑きのたる

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。