長谷寺は、国指定重要文化財であり本堂は見事と評判高い。その一方で心霊体験をした者が多々おり、心霊スポットとして知られている。今回は、長谷寺のウワサの心霊話を紹介する。
長谷寺とは?
長谷寺(ちょうこくじ)は、山梨県笛吹市春日居町にある寺院で、真言宗智山派に属している。
この寺の山号は「菩提山」で、大切にされている本尊は十一面観音菩薩である。
また、甲斐国三十三観音霊場の第14番札所としても知られている。
八田山長谷寺の歴史と信仰
長谷寺は新義真言宗智山派の古い寺院で、最初は大和国(現在の奈良県)の長谷寺に倣って「豊山長谷寺」と名付けられた。
しかし後にこの場所が「八田の庄」であることが分かり、「八田山長谷寺」と改称され、今に至っている。
この寺には十一面観音菩薩が本尊として祀られており、「原七郷の守り観音」として古くから人々に篤い信仰を受けてきた。
この地域は御勅使川の扇状地の中央に位置しており、旱魃(干ばつ)の被害に悩まされてきたのである。
そのため長谷寺では昔から雨乞いの祈祷が行われてきたのだ。
寺の創建は天平年間とされており、伝説によれば僧行基が甲斐国の治水事業のためにこの地に滞在した際、十一面観音を彫刻したことが始まりだと云われている。
現在の本堂は、昭和24年(1949年)の解体修理の際に見つかった古い材料を使用して、大永4年(1524年)に再建されたことがわかっている。
長谷寺で写真撮ったらそれが心霊写真になってしまってね…それはトラウマだけどね…その写真まだ手元にある……
— 🍋ぁぉ🍋 (@16gB1) August 13, 2012
長谷寺の心霊現象
長谷寺の心霊現象は、
- 風もないのに風車が勢いよく回っている
- 泣いている地蔵がいる
- フロントガラスに無数の手形が付けられる
である。長谷寺は「花の寺」として知られ、日本最大級の木彫仏である高さ9.18mの観音菩薩が設置されている。
長谷寺には、小さな地蔵たちの中に、鮮やかな色彩の風車が飾られている特別なエリアがある。
しかし、風が吹いていないのに一つの風車だけが勢い良く回っているというウワサが広がっている。
さらに、地蔵たちの顔をよく見ると、険しい表情で泣いているものもあると云われている。
その他にも、この場所で写真を撮ると、白い影が写り込んだり、体の一部が消えてしまうという話もある。
しかし、この場所に現れる霊は、危害を及ぼすような恐ろしさは感じられないとのこと。
ただし、長谷寺で悪戯をすると霊が怒り、背中を押されたり、車のフロントガラスに無数の手形がついたりすることがあるそうだ。
この場所について、あなたの知らない世界でも紹介されたことがあるらしい。
また、以前に呪いの藁人形に関連するような話もあったという情報も。
長谷寺の場所・アクセス・地図
長谷寺の住所 | 日本、〒400-0204 山梨県南アルプス市榎原442 |
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交通アクセス | 山梨市から中央自動車道/西宮線 経由で43分 |
最寄りのバス停 | 野牛島下(徒歩12分)県道20号 経由 |
最寄り駅 | 竜王駅(徒歩55分)県道20号 経由 |
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