久米島は、琉球王国時代から琉球で最も美しい島として云われ、神秘の絶景がある場所である。今回は、久米島にあるヤジャーガマのウワサの心霊話を紹介する。
ヤジャーガマの洞窟とは?
久米島には、ヤジャーガマという大きな鍾乳洞がある。
ヤジャーガマは、暗く小さな入口でひんやりと湿っており全長800mにも及ぶという。
かつては風葬が行われ、人骨が入った瓶が数多く安置されていることから、心霊スポットと呼ばれることも。
ヤジャーガマではコウモリが飛び交う光景を見る事もでき、大自然を感じることができる反面、戦時中には防空壕として使われていた跡もある。又、久高島で疫病が流行った際に亡くなった者たちの遺体を埋葬した場所でもあるようだ。
ヤジャーガマは、観光洞窟ではないようで、遊歩道やライトアップもなく1人で行くと怪我をするかもしれない。
久米島に来たら絶対外せない名所
— TSK (@OPA_Lsunset) March 25, 2018
「ヤジャーガマ」
人骨が散らばる神秘的な鍾乳洞です
(そのせいかパンフレットなどでは積極的にPRされてない隠れスポットだったり) pic.twitter.com/aiZZohfMun
ヤジャーガマの心霊現象
ヤジャーガマの心霊現象は、
- 物を持ち帰ると不幸になる。
- 発光体やオーブが映る
である。ある観光客が何を思ったのか、東京で開店するお店に飾る物として頭蓋骨を持ち帰ったという話がある。
その後、家族に不幸が次々と起き、開店したお店も潰れ、自身も病気になったという。
罰当たりな事をすると本当に罰が当たるようだ。
ヤジャーガマだけではないのだが、風葬や防空壕で使われていたガマには、よく心霊のウワサがある。
ヤジャーガマは、ほとんど人の手が加えられていない場所であるだけに、暗く狭い洞窟を進んでいくと空気が重たく感じることがあるよう。
薄暗く狭い空間でひんやりしている事も見えない存在を考える理由の一つかもしれない。
沖縄でかつて風葬をしていた場所は、洞窟であったようである。というのも宜野湾にある大山貝塚の洞窟では風葬をしていたという事もあり、そのような風習や歴史があったのは事実のようだ。
風葬は魂をニライカナイ(聖なる地)に還すものと考えられていた。
ヤジャーガマでは、亡くなった者の魂が未だに彷徨っているのだろうか、それともこの地を守ろうとする霊の存在がいるのだろうか。
ヤジャーガマ洞窟探検。内部は明かりもない真っ暗闇で、ヘッデンで内部散策するの完全に探検気分で最高に面白かった! pic.twitter.com/czQdifMQmk
— DAI (@DAI_3) March 19, 2022
ヤジャーガマで人骨を触る
ある話しでは、ヤジャーガマの洞窟内にある人骨を触った者がいたそうで、その時の写真には謎の光が写っていたという。
確かに心霊スポットに行くと発光体やオーブが映る事がよくある。私はここにいると反応しているのかもしれないが、深入りするとどうなるか分からない。
ヤジャーガマで罰当たりなことをすると霊の怒りにあうかもしれない。人として礼儀をもち古き祖先を思う気持ちで手をあわせるのがいいだろう。
ヤジャーガマの場所・アクセス・地図
ヤジャーガマの住所 | 〒901-3136 沖縄県島尻郡久米島町仲地 |
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交通アクセス | 久米島空港から県道89号 経由で6分(宇根仲泊線242号から細道に入る) |
最寄りのバス停 | 本永商店前(徒歩19分)県道89号 経由 |
最寄り駅 | 近くに駅はない |
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