嫁殺しの池は、伝説がある恐れられている土地の1つであり、地元に伝わる嫁と姑との確執が生んだ悲劇の場所で、祟りなどの心霊現象が起こるらしい。今回は、嫁殺しの池のウワサの心霊話を紹介する。
嫁殺しの池とは?
「嫁殺しの池」と呼ばれる池が長野県長野市にある。
この池は明治時代初期に作られた小さなため池で、周辺の田畑に水を供給するために建設された。
この池は「嫁池」とも呼ばれており、地元では嫁と姑の確執から生まれた悲劇に由来していると云われている。
嫁殺しの池の伝説
伝説によると、昔、意地悪な姑が嫁に一日で田植えを終わらせるよう命じた。
嫁は一人で朝早くから作業を始めましたが、日が暮れても終わることはできなかった。
嫁は太陽が沈むのを待ってほしいと願った。
すると不思議なことに、太陽が再び昇り、嫁は田植えを終えることができた。
だが、太陽が沈んだ後、嫁は疲れ果てて亡くなってしまったという。
その場所では水が湧き出し、やがて池になったのだと伝えられている。
地元では、嫁の霊が怖いということから、嫁の慰霊のために小さな祠が建てられた。
現在でも、その池の近くの小高い丘に祠がある。また、嫁と姑の関係を良好に保つために、人々は田植えを一日で終わらせるために手伝い合うこともあるらしい。
これらの話は地元の言い伝えであり、池ができる前から伝えられていたものである。
池ができた場所はかつて水田だった土地であることが分かっているらしい。
篠ノ井で夕涼み
— イナバ (@soul_of_orange) June 6, 2021
嫁殺しの池の脇に建つ お助け地蔵菩薩
お地蔵さんの足元の石碑には、
昭和61年11月29日の交通事故を機に建立された交通安全祈願の地蔵菩薩、
とかいてある。 pic.twitter.com/TYqajzd9Kk
嫁殺しの池の心霊現象
嫁殺しの池の心霊現象は、
- 嫁の霊が出る
- 交通事故に遭う
である。伝説の云い伝えにより、嫁の慰霊のために小さな祠が建てられたという話があるように、罰当たりなことをすると嫁の霊が出るという話がある。
嫁のの死後には、祟りにより血に染まったかのような「赤い米」が採れたという話もある。
新妻がこの場所に訪れると、転落死するような事故や、帰り道で事故に遭うことが多いことから地蔵菩薩が建てられているそうだ。
この場所での心霊現象として、最も恐れられているのは祟りにより事故に遭うことのようだ。
嫁殺しの池の心霊体験談
長野県長野市の有名な心霊スポットとして「嫁殺しの池」がある。
今から、10年以上前の話だが、当時学生だった私たちは、肝試しに嫁殺しの池に行くことになった。
当時、私たちはヤンチャだったこともあり、原付で二人乗りして嫁殺しの池に向かっていた。
嫁殺しの池に行く途中には、気味の悪いトンネルがあり、近くにはお地蔵さんがあった。
何を思ったか、友人の1人がお地蔵さんに駆け寄り、用を足したのである。
これはマズイことになると思ったが、友人は笑っていた。
その場では何事もなかったが、池の周りをぐるぐると周って帰宅すると、友人が運転していた原付がすごい勢いで転倒。
まるで、何者かに横転させられたかのような力だった。
道は真っ赤な血で染まり、すぐさま救急車を呼んだ。
結局、友人は亡くなってしまった。
その友人は、さきほどお地蔵さんに用を足した者だった。
一緒に乗っていた者は無事だったが、もう二度と心霊スポットには行かないと誓ったという。
嫁殺しの池
— komi-show (@komishow0224) November 3, 2017
長野県長野市信更町三水字村漆にある池。 名前の由来に興味のある方は以下のURLへhttps://t.co/0DyGbkOiLh
風が無かったので、水面に周りの樹木が反射して、鏡池っぽくなっていた。 pic.twitter.com/YFsNTJTrDp
嫁殺しの池の場所・アクセス・地図
嫁殺しの池の住所 | 日本、〒381-2351 長野県長野市信更町氷ノ田 |
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交通アクセス | 長野市から国道18号 と 県道70号 経由で約33分 |
最寄りのバス停 | 信更支所前(徒歩1時間11分)県道70号 経由 |
最寄り駅 | 稲荷山駅(徒歩2時間37分)県道395号 経由(車で10分) |
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