伊豆半島の中心である韮山への道として、江戸時代から重要な峠だった亀石峠。しかし、現在は心霊現象が伝えられる静岡県伊東市と伊豆の国市を繋ぐ峠として知られている。今回は、亀石峠のウワサの心霊話を紹介する。
亀石峠とは?
江戸時代には、伊豆半島東海岸の宇佐美・伊東(現在の伊東市)から伊豆半島の中心である韮山(現在の伊豆の国市)への道として、柏峠と共に重要な峠だった。
豆相鉄道が開通し、宇佐美・伊東への主なルートとなったが、後に県道熱海伊東線や国鉄伊東線に取って代わられた。
それでも、宇佐美大仁道路と伊豆スカイラインの開通により、西側(沼津・静岡方面)から東伊豆への交通の要所となっている。
この峠には、亀石と呼ばれる岩があり、亀の形をしている。
この石は、かつての峠道脇にあったものだが、現在は県道の伊東市行き車線の脇に移設されている。
亀石の伝承
この物語は、宇佐美に住む雄の亀と大仁に住む恋人の物語である。
亀は、恋人のところへ行くために、亀石峠を越える道を通っていた。
ある夏の日、暑さに負けて亀は疲れ果ててしまった。そして、その場所で力尽き、亀は石になってしまったのである。
今でも、その石は亀石と呼ばれている。
亀が恋人のところへ行くために通った道は、現在は静岡県道19号伊東大仁線と伊豆スカイラインという道路になっている。
また、この峠には、亀石峠ICというインターチェンジが設置されているので、多くの人が通る道となっている。
【No.1029:亀石峠】静岡県伊豆の国市長者原と伊東市宇佐美の境にある峠。「四つ目のカーブで赤いポルシェを見ると何かが起こる」「ランニングシャツ姿の不気味な少年の霊が出没する」などの噂がある。 pic.twitter.com/3FMxZMTFRh
— ☠心霊スポット☠ (@_Spirit_Spots__) January 5, 2020
亀石峠の心霊現象
亀石峠の心霊現象は、
- 四つ目のカーブで赤いポルシェを見ると不幸が起こる
- ランニングシャツの少年の霊が出る
である。亀石峠は、静岡県伊東市と伊豆の国市を繋ぐ峠で、少年の霊が出ると噂される心霊スポットである。
そこには、赤いポルシェを見ると不吉なことが起こるとか、ランニングシャツ姿の少年の霊が出るとか、怖い話が伝えられている。
ある男性は、夜道を走っていたときに亀石峠の付近で、前方に少年の姿を見つけた。
その少年はランニングシャツを着ており、クルマの前をゆっくりと横断していた。
だが、少年がクルマの前に来た瞬間、男性は驚愕した。
少年の顔は、潰れたように見える不気味なもので、真っ赤な唇だけが目立っていたのである。
この少年の霊が出る峠には、昔「神隠し」と呼ばれる子供の失踪事件が起きたとされており、この少年が行方不明になった子供ではないかと云われている。
むか〜し、 心霊の本を読んで記憶に残ってる話。 昭和の時代、伊東市宇佐美の小学生の男の子が、行方不明に。 神隠しにあったとか。 そのご、周辺にある亀石峠付近で幽霊の目撃が。 でも、その男の子は、見つかったのだろうか? #ふと思い出した心霊話。
— 田島隆也@西浦和田島5丁目 (@tazitakaya) February 4, 2012
亀石峠の場所・アクセス・地図
亀石峠の住所 | 〒414-0001 静岡県伊東市宇佐美 |
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交通アクセス | 富士市から東名高速道路 と 伊豆縦貫自動車道/国道1号 経由で約58分 |
最寄りのバス停 | 亀石峠(徒歩2分) |
最寄り駅 | 宇佐美駅(徒歩2時間程)県道19号 経由(途中から道路脇を歩くことになり危ない) |
その少年、私の親戚の友人…かもしれないです。
遠い親戚なんですけど、話を聞くと「虫取りをしてくる」と4時くらいに言い、帰ってこなかったそうです。
ランニングシャツというのは、もしかしたら少年期によく着たタンクトップなのかもしれないです…