亀石峠

伊豆半島の中心である韮山への道として、江戸時代から重要な峠だった亀石峠。しかし、現在は心霊現象が伝えられる静岡県伊東市と伊豆の国市を繋ぐ峠として知られている。今回は、亀石峠のウワサの心霊話を紹介する。

亀石峠とは?

江戸時代には、伊豆半島東海岸の宇佐美・伊東(現在の伊東市)から伊豆半島の中心である韮山(現在の伊豆の国市)への道として、柏峠と共に重要な峠だった。

豆相鉄道が開通し、宇佐美・伊東への主なルートとなったが、後に県道熱海伊東線や国鉄伊東線に取って代わられた。

それでも、宇佐美大仁道路と伊豆スカイラインの開通により、西側(沼津・静岡方面)から東伊豆への交通の要所となっている。

この峠には、亀石と呼ばれる岩があり、亀の形をしている。

この石は、かつての峠道脇にあったものだが、現在は県道の伊東市行き車線の脇に移設されている。

亀石の伝承

この物語は、宇佐美に住む雄の亀と大仁に住む恋人の物語である。

亀は、恋人のところへ行くために、亀石峠を越える道を通っていた。

ある夏の日、暑さに負けて亀は疲れ果ててしまった。そして、その場所で力尽き、亀は石になってしまったのである。

今でも、その石は亀石と呼ばれている。

亀が恋人のところへ行くために通った道は、現在は静岡県道19号伊東大仁線と伊豆スカイラインという道路になっている。

また、この峠には、亀石峠ICというインターチェンジが設置されているので、多くの人が通る道となっている。

亀石峠の心霊現象

亀石峠の心霊現象は、

  • 四つ目のカーブで赤いポルシェを見ると不幸が起こる
  • ランニングシャツの少年の霊が出る

である。亀石峠は、静岡県伊東市と伊豆の国市を繋ぐ峠で、少年の霊が出ると噂される心霊スポットである。

そこには、赤いポルシェを見ると不吉なことが起こるとか、ランニングシャツ姿の少年の霊が出るとか、怖い話が伝えられている。

ある男性は、夜道を走っていたときに亀石峠の付近で、前方に少年の姿を見つけた。

その少年はランニングシャツを着ており、クルマの前をゆっくりと横断していた。

だが、少年がクルマの前に来た瞬間、男性は驚愕した。

少年の顔は、潰れたように見える不気味なもので、真っ赤な唇だけが目立っていたのである。

この少年の霊が出る峠には、昔「神隠し」と呼ばれる子供の失踪事件が起きたとされており、この少年が行方不明になった子供ではないかと云われている。

亀石峠の場所・アクセス・地図

亀石峠の住所 〒414-0001 静岡県伊東市宇佐美
交通アクセス 富士市から東名高速道路 と 伊豆縦貫自動車道/国道1号 経由で約58分
最寄りのバス停 亀石峠(徒歩2分)
最寄り駅 宇佐美駅(徒歩2時間程)県道19号 経由(途中から道路脇を歩くことになり危ない)

亀石峠の地図(Googleマップ)

関連記事

    • にーと
    • 2023.10.10 1:49pm

    その少年、私の親戚の友人…かもしれないです。
    遠い親戚なんですけど、話を聞くと「虫取りをしてくる」と4時くらいに言い、帰ってこなかったそうです。
    ランニングシャツというのは、もしかしたら少年期によく着たタンクトップなのかもしれないです…


全国心霊スポット登録数


3,655

カテゴリー
最近の記事
  1. 安堂寺橋のウワサの心霊話
  2. 淀屋橋駅のウワサの心霊話
  3. 大伴黒主神社のウワサの心霊話
  4. 南河内グリーンロードのウワサの心霊話
  5. 京阪関目ガード下のウワサの心霊話
【心霊考察 編集部】

 

心霊考察 編集部では、全国各地に点在する心霊スポットや怪異、ホラー作品を題材に、体験談や噂、地域に残る語りをもとに記録・考察を行っている。

私たちが扱うのは、出来事の真偽や幽霊の存在を断定することではない。「どのように語られてきたのか」「なぜその場所や出来事が心霊として認識されてきたのか」という視点から、人の認識や記憶、土地の歴史、出来事が結びつく構造を整理している。

近年は「心霊現象の考察」シリーズを中心に、
従来の記録的な紹介に加え、心霊が物語として共有され、恐怖として定着していく過程そのものを読み解く試みを続けている。

なお、当サイトには執筆時期の異なる記事が混在している。現在は順次リライトを進め、考察を前提とした構成・文体へと更新している段階である。

「心霊現象の考察」シリーズの目次はこちら

また、当サイトは心霊スポットの探索や肝試し、不法侵入を推奨するものではない。実在する場所を扱う以上、地域住民や関係者への配慮、法律および社会的マナーを厳守することを前提としている。

当サイトの情報の取り扱い方針や、引用・転載に関する考え方については、以下のページにて公式に案内している。

当サイトの内容および引用・転載について

編集協力・構成管理:狐憑きのたる