乙女トンネル

乙女トンネルは、箱根と御殿場をつなぐ有料道路として1964年に開通し、現在は主要なルートとして使用されている。だが、このトンネルは周辺で交通事故が多発しており、男性や母子の霊が現れるなど、心霊現象のスポットとしても有名であるという。今回は、乙女トンネルのウワサの心霊話を紹介する。

乙女トンネルとは?

1964年に乙女トンネルが有料道路として開通し、箱根と御殿場をつなぐ新しいルートとなった。

それまでは、国道138号は長尾峠を通っていた。だが、1984年に無料化されたため、現在では乙女トンネルが主要なルートとして使用されている。

乙女峠ふじみ茶屋は、乙女トンネルの御殿場側出口に位置しており、標高800mにある。

この場所には、乙女の鐘が鳴る展望台もある。さらに、敷地内で採取された箱根山伏流水(ふじみの水)を飲むことができるらしい。

この水は、地下380mから汲み上げられており、遊歩道を数分歩くことで、展望台に到達することができる。

乙女峠 富士山を望む絶景の場所

乙女峠は、静岡県御殿場市と神奈川県足柄下郡箱根町の境に位置し、箱根外輪山にある峠。

標高は1,105mで、古くから富士山を見ることができる絶景の場所として知られ、富士見三峠の一つ(他の二つは御坂峠と薩埵峠)。

乙女峠から北東に進むと長尾山を経由して金時山にたどり着く。南西に進むと丸岳に至る。麓からの登山道は、ヒノキの森を通っており、途中に石が多く急斜面がある。

乙女峠の下には国道138号の「乙女トンネル」が貫通しており、1964年に有料道路として開通した。しかし、1984年に無料化されている。

また、御殿場駅の箱根側の出入口は、「箱根乙女口(はこねおとめぐち)」と呼ばれている。

乙女トンネルの心霊現象

乙女トンネルの心霊現象は、

  • 男性の霊が出る
  • 母子の霊が出る

である。トンネルの周辺では交通事故が多く、心霊スポットとして有名である。

御殿場側の入口付近には女性の霊が座っているという噂があり、出口には男性の霊が立っているとされ、車で通りすぎると男性の叫び声が聞こえるとも云われている。

また、霊が事故を引き起こしていると思われる体験談もある。ある人は車でトンネル付近に近づいたところ、母親と幼女の霊が手招きしているのを目撃したという。

その人は母子の霊を見た瞬間に気を失い、気がついたら危うくガードレールに衝突するところだったらしい。

乙女峠の幽霊バイク

私は、以前から車のスピードを競い合う「走り屋」として国道138号線を走っていた。

この道は走り屋たちの中ではまったく知られておらず、私は一人で速く走る練習をしていた。

ある夜、私は練習を終えて自宅に帰るため、乙女峠のトンネルを通っていた。

すると、後ろから一台のバイクが追いかけてきて、私の車の後ろをピッタリと付いてきた。

私は急いでいるのかと思い、バイクを先に行かせようとハザードを出した。

しかし、不思議なことに、バイクは車の前に出て、ゆるやかな右カーブに入ると、フワッと消えてしまった。

私は驚いたが、次の左カーブを曲がると、バイクが再び現れ、大きな衝突音とともにテールランプが消えた。

私は車から降りてバイクを探したが、ヘッドライトの光が当たる範囲以外は静まりかえっていた。

怖くなり、車に戻ろうと歩き始めた時、後ろから人の気配を感じ振り向くと、バイクと人が倒れていた。

私は大丈夫かと声をかけると、その人は無言でバイクを起こそうとした。怪我はなかったようだが、その人は私に「足が見つからない」と言ったのだ。

私は驚いたが、その後、バイクと人影は消えてしまった。

走り始めると、近くから声のようなものがうっすらと聞こえてきた。

そして、ゴルフ場のあたりで、「もう少し早くみつけてくれたら死ななかったのに」と言う声が聞こえた。

私は驚いてルームミラーを見ると、後ろの席にヘルメットをかぶった男性が座っていた。

私は恐怖に震えながら、その場から逃げるように先を急いだ。全身が汗だくになり、気を失ってしまった。

翌朝、私はクラクションの音で目を覚ました。目が覚めると、私は自分の部屋で寝ていた。

私は、あの夜のことを考え、それがただの幻覚だったのか、それとも本当に起こった出来事なのかわからなかった。

乙女トンネルの場所・アクセス・地図

乙女トンネルの住所 〒412-0023 静岡県御殿場市深沢
交通アクセス 富士市から東名高速道路 経由で43分
最寄りのバス停 乙女峠(徒歩2分)国道138号 経由
最寄り駅 近くに駅はない

乙女トンネルの地図(Googleマップ)

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  • ハルシオン 2023年7月16日 at 9:33 PM on パチンコ新天地(廃パチンコ店)|ウワサの心霊話先月通りかかったら、どうやら解体が始まったのか建物が壊されていましたね。 昨年の春、深夜3時過ぎにこそっと忍び込んだことがあるのですが、30年近く前のパチスロが出入口に捨てられ無惨な姿になっているのを見てゾクッとしました。残されたままのイス、ぽつりと残されたドル箱、閉店直前から止まったままのカレンダー、いろんなものに寂しさを感じました。 オープン当時は経済としてのバブルは崩壊真っ只中でしたが、奇しくもこの頃は空前のパチスロブーム到来の時期でもありパチンコ業界にとってはバブル期でした。当時の道路交通事情がよく分からないのでなんとも言えませんが、今となってはこんな場所に客集まるのか?と疑ってしまうような無謀な立地に感じました。10年足らずで潰れてしまったことを考えても、案の定やはりこの「新天地」を選んだのは間違いだった、のかもしれませんね…。
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