旧秋山トンネル(桜井隧道)

旧秋山トンネル(桜井隧道)は、隣に秋山トンネルが開通したため現在はほとんど使用されていない旧道トンネルである。この場所では、事件があったとウワサされ心霊現象が起こるとされている。今回は、旧秋山トンネル(桜井隧道)のウワサの心霊話を紹介する。

旧秋山トンネル(桜井隧道)とは?

昭和53年(1978年)に完成した桜井隧道は全長245mのトンネル。

坑門には隧道の成り立ちが刻まれた石銘板が埋め込まれている。

現在は隣に秋山トンネルが開通したため、交通量はほとんどないらしい。

公共交通機関を利用する場合、JR上野原駅で下車し、無生野行きのバスに乗ることで行くことができるが、バスの本数が極めて少ないため現実的ではないという。

車の運転ができるなら、自家用車かレンタカーを利用して向かうといいだろう。

上野原ICを降りて丁字路を『大月・秋山』方面へ進み、秋山トンネルを目指す道を進んだ先に、桜井隧道がある。

トンネル内は照明がなく、幅も狭いため歩行者用通路はない。

歩きたい場合はライトを持って行くことをお勧めする。

車の通行量は少ないが、郵便配達のバイクなどが通過することもあるので注意が必要。

旧秋山トンネル(桜井隧道)の心霊現象

旧秋山トンネル(桜井隧道)の心霊現象は、

  • 女性の霊が出る

である。このトンネル内で女性の死体が遺棄された事件があったと云われているが詳細不明である。

遺棄されて以来、トンネル内で女性のすすり泣く声や、女性の霊が目撃されているらしい。

このトンネルの南側にはお寺の墓地があるらしく、霊のウワサが広まった要因ではないかと一部では云われている。

トンネル内は、一応証明は完備されているらしいが、ほとんど真っ暗でライトなしでは走行はできない。

使えない証明も多くあるらしく、非常に暗いため注意が必要とのこと。

この場所に30分程滞在した者の話だと、通行量は極めて少なく、車が通過することもなかったらしい。

赤鬼の伝説

この地域(秋山)では桜井峠の近くに一本角を生やした赤鬼が存在していたという伝説が伝わっている。

赤鬼は乱暴者で、田畑の作物を荒したり、梅や柿の実を大量に持ち帰る悪い鬼だったそうだ。

困っていた村人は諏訪神社に祈願し、赤鬼を追い払うことに決めた。

諏訪神社の神様は、「捕まえて二度と悪さをさせないようにするから、鎖を作ってきなさい。」と村人らに伝えた。

何日もかけて長い鎖を作り、奉納すると神様は赤鬼を縛り捕らえ、森の方へ投げ飛ばしたのである。

すると、赤鬼は石の塊のようになって地面に落ちた。

赤鬼は手をついて頭を下げている姿のまま大きな石になったと云われている。

集落の人々はこの場所を「鬼石高地」と呼んでおり、以降近づかなくなったとのこと。

旧秋山トンネル(桜井隧道)から西に300mほど離れた場所に諏訪神社があるため、この伝説に登場する神社である。

またこの辺りでは、金の採掘場が昔はあったらしく、さまざまな鉱物が採れたらしい。

旧秋山トンネル(桜井隧道)の場所・アクセス・地図

旧秋山トンネル(桜井隧道)の住所 日本、〒401-0201 山梨県上野原市秋山桜井3323
交通アクセス 山梨市から中央自動車道 経由で約1時間1分
最寄りのバス停 金山入口(徒歩7分)県道35号 経由
最寄り駅 上野原駅(徒歩2時間27分)県道35号 経由(車で12分)

旧秋山トンネル(桜井隧道)の地図(Googleマップ)

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【管理人】狐憑きのたる

 

 

全国のウワサの心霊スポットを調査し、その魅力と恐怖を皆さんにお届けしています。