丸岡城

丸岡城は、福井県坂井市にある歴史的な城で、江戸時代には丸岡藩の藩庁として栄えた。だが、その城には恐るべき霊が出るという伝説があるという。今回は、丸岡城のウワサの心霊話を紹介する。

丸岡城とは?

福井県坂井市に位置する丸岡城(別名:霞ヶ城)は、江戸時代に丸岡藩の藩庁となった城で、現存する12天守の一つである。

城は、福井平野の東にある小高い独立した丘陵に建てられ、近世になって増築され、周囲には五角形の内堀が巡らされていた。

安土桃山時代に建造されたと考えられる天守は、現在も重要文化財に指定されている。

他にも、移築現存する建物や石垣が残っている。

城の名所として、興善寺(石川県小松市)や蓮正寺(福井県あわら市)には城門が、丸岡町野中山王の民家には不明門と伝わる城門がある。

城門に関する遺構の調査が行われ、内堀の復元計画も浮上している。

城の名前「霞ヶ城」は、合戦時に大蛇が霞を吹き、城を隠したという伝説に由来している。

2015年には、坂井市が国宝化を目指し、丸岡城国宝化推進室を設置。

2019年には江戸時代の寛永年間に建造されたと推定される報告があり、木造復元計画と内堀の復元計画が進行中。

また、2023年11月25日には歴史的風致維持向上計画が進行中で、城山の整備が計画されている。

丸岡城の心霊現象

丸岡城の心霊現象は、

  • 女性(お静)の霊が出る

である。丸岡城では、お静という女性が人柱にされたという恐るべき伝説が残されている。

彼女は自らの子供を侍にするという条件で人柱になることを了承したが、その約束は果たされなかった。

その後、城内ではお静の怨霊が現れるようになり、特に4月には恐ろしい雨が降り、堀の水が氾濫して多くの被害をもたらした。

村人たちは恐れおののき、この雨を「お静の涙雨」と呼んでいる。

古くからこの城には亡霊が出るというウワサが広まっており、今もなお女性の霊が出没すると恐れられている。

心霊写真を撮ることができるとのウワサもあるとか…

お静の選択:丸岡城の建設と洪水の伝説

天正4年(1576年)、丸岡藩藩主は新しい城を築こうとしたが、天守の石垣が何度も崩れ、工事は進まなかった。

困難を打開すべく、ある家臣が最後の手段として人柱を提案。

その時、丸岡城下に住む未亡人のお静は、片目が見えず二人の子供を抱えながら苦しい生活を送っていた。

お静は、子供の一人を士分にすることを条件に人柱になることを了承し、自ら進んで天守の土中に生き埋めにされたのである。

結果的に、城は完成した。

しかし、後に藩主が移封され、お静の子供への約束は果たされなかった。

その後、毎年4月になると洪水が起こり、地元の人々はこれをお静の怨みと考え、「お静の涙雨」と呼んで彼女の霊を慰める祠を建てたと伝えられている。

お静の伝説と友人の語った幽霊話の因果関係は不明だが、もし伝説が事実であれば、お静は怒りに満ちており、一年に一度お濠の水を氾濫させる権利を持っていただろう(ただし、現在お濠は存在していない)。

絶望の闇に囚われて 丸岡城の肝試し

ある晩、若者たちは勇気を振り絞り、丸岡城に肝試しに向かった。

夜風が冷たく、月明かりが城の廃墟を不気味に照らしていた。

彼らはお静の霊を目撃することを望み、その恐怖に立ち向かう覚悟を決めていた。

城内に足を踏み入れると、不気味な沈黙が広がる。

歩くたびに、荒廃した石垣が妙な音を立て、彼らの足音が響き渡った。

やがて、彼らは幽霊が出るとされる場所に到達。

その時、突然、周囲が暗闇に包まれ、不気味な気配が漂い始める。

彼らはお静の霊が迫っていると感じ、恐怖に心を押し潰されそうになった。

そして、影がゆっくりと近づいてくる。

彼らの目の前に、白い着物をまとった女性の姿が浮かび上がったのである。

彼女の目は闇に染まり、その姿は死者のように静かで不気味であった。

彼らは凍りつき、声も出せずに立ち尽くした。

すると、女性はゆっくりと手を伸ばし、彼らに近づいてきた。

その時、突然、彼らの周囲にさまざまな幻覚が現れ、恐ろしい叫び声が響き渡る。

彼らは恐怖に打ち震え、理性を失いかける。

絶望の中で、彼らはお静の怨念が自分たちに襲いかかっていると感じ、必死に逃げ出そうとした。

しかし、なぜか城の中は迷路のように入り組んでおり、彼らは出口を見つけることができない。

彼らは絶望の中で、お静の怨念に囚われ、城の闇に取り込まれていくのを感じる。

彼らの叫び声が城の中に消え去り、その後、彼らの姿は二度と見ることがなかったという。

丸岡城の場所・アクセス・地図

丸岡城の住所 日本、〒910-0231 福井県坂井市丸岡町霞町1丁目59
交通アクセス 福井市からフェニックス通り/県道30号 と 福井バイパス/国道8号 経由で27分
最寄りのバス停 丸岡城(徒歩4分)
最寄り駅 丸岡駅(徒歩55分)県道108号 経由

丸岡城の地図(Googleマップ)

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  • ハルシオン 2023年7月16日 at 9:33 PM on パチンコ新天地(廃パチンコ店)|ウワサの心霊話先月通りかかったら、どうやら解体が始まったのか建物が壊されていましたね。 昨年の春、深夜3時過ぎにこそっと忍び込んだことがあるのですが、30年近く前のパチスロが出入口に捨てられ無惨な姿になっているのを見てゾクッとしました。残されたままのイス、ぽつりと残されたドル箱、閉店直前から止まったままのカレンダー、いろんなものに寂しさを感じました。 オープン当時は経済としてのバブルは崩壊真っ只中でしたが、奇しくもこの頃は空前のパチスロブーム到来の時期でもありパチンコ業界にとってはバブル期でした。当時の道路交通事情がよく分からないのでなんとも言えませんが、今となってはこんな場所に客集まるのか?と疑ってしまうような無謀な立地に感じました。10年足らずで潰れてしまったことを考えても、案の定やはりこの「新天地」を選んだのは間違いだった、のかもしれませんね…。
  • にーと 2023年10月10日 at 1:49 PM on 亀石峠|ウワサの心霊話その少年、私の親戚の友人…かもしれないです。 遠い親戚なんですけど、話を聞くと「虫取りをしてくる」と4時くらいに言い、帰ってこなかったそうです。 ランニングシャツというのは、もしかしたら少年期によく着たタンクトップなのかもしれないです…
  • Shawn Barclay 2022年10月18日 at 2:35 PM on ヒートゥー島|ウワサの心霊話翻訳で申し訳ありませんが、神社がどのように乱れたかを知りたいです。 神社へのお供えは? 神社にはまだ提灯や龍の花瓶がありますか? ノロワ島に戻って神社の写真を撮ってもらえませんか? 可能であれば補償する(あなたのためのお金) そこに戻ることに懸念がある場合は、問題ありません。 お知らせ下さい。 Best Regards,
  • なな 2024年4月6日 at 12:46 PM on 海風洋館プルメーリア(プルメリア)|ウワサの心霊話心霊ユーチューバー オウマガドキ そこでも プルメリア紹介されてます。 女の霊がしっかり写ってました。怖すぎです

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