ネタバレ全開考察『クロユリ団地』|この映画が「孤独」を“部屋番号”に変えていく理由
※本稿は映画『クロユリ団地』(2013)の結末まで触れる。未見の人は注意してほしい。『クロユリ団地』は「リング」「仄暗い水の底から」の中田秀夫監督が、老朽化した団地という“生活の箱”を舞台に、死と気配を積み上げていくホラーである。ただ、これは単に幽霊…
※本稿は映画『クロユリ団地』(2013)の結末まで触れる。未見の人は注意してほしい。『クロユリ団地』は「リング」「仄暗い水の底から」の中田秀夫監督が、老朽化した団地という“生活の箱”を舞台に、死と気配を積み上げていくホラーである。ただ、これは単に幽霊…
※本稿は映画『呪怨(劇場版)』(2003)を中心に、ビデオ版(2000)とのつながりにも触れる。未見の人は注意してほしい。『呪怨(劇場版)』は、いわゆる“幽霊が出て怖い映画”ではない。むしろ本作が本当にやっているのは、「安心していいと思っていた場所」…
『仄暗い水の底から』(2002)は、いわゆるJホラーの代表作として語られがちである。だが本作の怖さは、幽霊が出るから怖い――という単純な型ではない。怖いのは、生活がじわじわ腐っていく過程であり、そこで起きる出来事が「怪異」なのか「現実の不具合…
リングは、単なるジャパニーズホラーの代表作ではない。本作は「幽霊映画」という枠を超え、人間の記憶・罪・継承・拡散といった、極めて現代的な恐怖を内包した作品である。ここでは、これまで心霊考察記事で用いてきた統合的な思考スタイル――すなわ…
大阪府大阪狭山市にある西新町公園は、副池(ため池)に隣接して整備された公園である。園内には遊具や広場が設けられ、散歩や子どもの外遊び、近隣住民の休憩場所として利用されている。全体としては穏やかで、口コミでも「のどか」「落ち着く」といった評価が…
大阪市住吉区にある大歳神社(おいとしぼし社)は、住吉大社の境外末社にあたる神社である。住宅街の中に静かに鎮座し、初辰まいりの最後に参拝する社として古くから親しまれてきた。境内はよく整えられ、参拝者が順に手を合わせ、淡々と祈りを捧げていく場所で…
大阪府茨木市蔵垣内にある丑寅第一踏切は、JR京都線(東海道本線)を横断する歩行者用踏切である。周辺にはスーパーや物流倉庫などが点在し、日常的に利用される生活導線の一部となっている。一方で、踏切のすぐ横には大きな営業倉庫が建ち、…
大阪府豊能郡能勢町柏原、名月峠近くの山中に名月姫墓所は静かに佇んでいる。周囲は雑木林と峠道に囲まれ、昼間でも人影は少なく、夜になると鹿の気配や風音が強調される土地である。この場所について語られる心霊の噂に関して、幽霊の存在を断定することはでき…
上の池公園は、大阪府高槻市阿武野二丁目に位置する、自然環境とビオトープを活かして整備された公園である。現在は住宅地に囲まれ、散歩やジョギング、子どもの遊び場として親しまれているが、一方で心霊スポットとしての噂も古くから語られてきた場所…
吹田市山田西にある高町池は、現在では千里緑地の一部として保全され、ヒメボタルの生息地としても知られている。池の周囲には遊歩道が整備され、散歩やジョギング、野鳥観察を楽しむ人の姿も多い。昼間に訪れれば、住宅地の中に残された穏やかな自然環…