ヒッチハイク(2023)その車に絶対に乗ってはいけない

ヒッチハイク(2023)|あらすじと徹底考察――「その車には、絶対に乗ってはいけない」の正体

異次元の山奥で起きる一夜の惨劇。入口はあまりに日常的で、「困っている」「歩けない」「帰れない」という切迫した状況が、最悪の選択を“善意の形”で正当化してしまう。映画『ヒッチハイク』(2023)は、2ちゃんねる発の怪談(洒落怖系)を下敷きにしつつ、“人怖”の顔…

ネタバレ全開考察『残穢 ―住んではいけない部屋―』|なぜこの映画の怪異は“祓われずに残り続ける”のか

ネタバレ全開考察『残穢 ―住んではいけない部屋―』|なぜこの映画の怪異は“祓われずに残り続ける”のか

※本稿は映画『残穢 ―住んではいけない部屋―』(2015)の結末まで触れる。※自殺・事故死・差別・暴力の連鎖を想起させる描写を含むため、苦手な人は注意してほしい。『残穢 ―住んではいけない部屋―』は、派手な演出も、強いビジュアルの幽霊もほとんど出てこ…

ネタバレ全開考察きさらぎ駅 Re 怪異を“駅”から“社会”へ拡張してしまう続編の怖さ

ネタバレ全開考察『きさらぎ駅 Re:』|怪異を“駅”から“社会”へ拡張してしまう続編の怖さ

※本稿は映画『きさらぎ駅』『きさらぎ駅 Re:』の結末に触れる。未視聴なら先に鑑賞してほしい。※SNSリンチ/誹謗中傷、孤立、追い込みを想起させる描写・テーマに触れるため、苦手な人は注意してほしい。『きさらぎ駅 Re:』は、異世界駅に迷い込む“怪談”…

ネタバレ全開考察『きさらぎ駅』この映画が「駅」を“異界の入口”に固定してしまう理由

ネタバレ全開考察『きさらぎ駅』|この映画が「駅」を“異界の入口”に固定してしまう理由

※本稿は映画『きさらぎ駅』(2022)の結末に触れる。未視聴なら先に鑑賞してほしい。※続編『きさらぎ駅 Re:』(2025)の設定にも軽く触れる。『きさらぎ駅』は、2ちゃんねる発の都市伝説を下敷きにしながら、「異世界に迷い込む怖さ」ではなく“手順を踏…

ネタバレ全開考察『あのコはだぁれ?』この映画が「教室」を“異界の入口”に変えていく理由

ネタバレ全開考察『あのコはだぁれ?』|この映画が「教室」を“異界の入口”に変えていく理由

※本稿は映画『あのコはだぁれ?』の結末に触れる。未視聴なら先に鑑賞してほしい。※虐待・自殺を想起させる描写に触れるため、苦手な人は注意してほしい。映画『あのコはだぁれ?』は、一見すると「夏休みの学校で起きる学園怪談」に見える。だが実際に観終えたあとに…

ネタバレ全開考察『ミンナのウタ』|この映画が「耳」を“入口”に変えていく理由

ネタバレ全開考察『ミンナのウタ』|この映画が「耳」を“入口”に変えていく理由

※本稿は映画『ミンナのウタ』(2023)の核心に触れるネタバレ考察である。未見の人は注意してほしい。『ミンナのウタ』の怖さは、幽霊の造形や血の気の引く画ではなく、「音」が生活に混ざってくる感触にある。目に見えないものが、ふとした日常音に擬態し、気づい…

ネタバレ全開考察『クロユリ団地』|この映画が「孤独」を“部屋番号”に変えていく理由

ネタバレ全開考察『クロユリ団地』|この映画が「孤独」を“部屋番号”に変えていく理由

※本稿は映画『クロユリ団地』(2013)の結末まで触れる。未見の人は注意してほしい。『クロユリ団地』は「リング」「仄暗い水の底から」の中田秀夫監督が、老朽化した団地という“生活の箱”を舞台に、死と気配を積み上げていくホラーである。ただ、これは単に幽霊…

ネタバレ全開考察『仄暗い水の底から』|なぜこの映画は“湿った恐怖”が抜けないのか

ネタバレ全開考察『仄暗い水の底から』|なぜこの映画は“湿った恐怖”が抜けないのか

『仄暗い水の底から』(2002)は、いわゆるJホラーの代表作として語られがちである。だが本作の怖さは、幽霊が出るから怖い――という単純な型ではない。怖いのは、生活がじわじわ腐っていく過程であり、そこで起きる出来事が「怪異」なのか「現実の不具合…


全国心霊スポット登録数


3,646

カテゴリー
最近の記事
  1. 大阪大学献体慰霊碑のウワサの心霊話
  2. 小谷城跡のウワサの心霊話
  3. 持尾展望台のウワサの心霊話
  4. 万代池のウワサの心霊話
  5. 野代地下道のウワサの心霊話
【心霊考察 編集部】

 

心霊考察 編集部では、全国各地に点在する心霊スポットや怪異、ホラー作品を題材に、体験談や噂、地域に残る語りをもとに記録・考察を行っている。

私たちが扱うのは、出来事の真偽や幽霊の存在を断定することではない。「どのように語られてきたのか」「なぜその場所や出来事が心霊として認識されてきたのか」という視点から、人の認識や記憶、土地の歴史、出来事が結びつく構造を整理している。

近年は「心霊現象の考察」シリーズを中心に、
従来の記録的な紹介に加え、心霊が物語として共有され、恐怖として定着していく過程そのものを読み解く試みを続けている。

なお、当サイトには執筆時期の異なる記事が混在している。現在は順次リライトを進め、考察を前提とした構成・文体へと更新している段階である。

「心霊現象の考察」シリーズの目次はこちら

また、当サイトは心霊スポットの探索や肝試し、不法侵入を推奨するものではない。実在する場所を扱う以上、地域住民や関係者への配慮、法律および社会的マナーを厳守することを前提としている。

当サイトの情報の取り扱い方針や、引用・転載に関する考え方については、以下のページにて公式に案内している。

当サイトの内容および引用・転載について

編集協力・構成管理:狐憑きのたる